管釣り修行T=たかみや=  10月29日

エリア1の中央部付近から受付側を見る。
早朝はこの付近が爆釣だった。

※今日は人が少ないらしい。
 霧雨だった雨は中国自動車道の山間部では本格的な雨に変っていた。しかし道中の温度計は13℃、予報は午後から晴れと告げていた。したがって、朝の雨さえ上がれば過ごし易い一日になると思っていたのだが・・・。

 本日はフィッシングレイクたかみやでOFF会なのである。
はるばる3時間かけて釣堀かよ!などと思わないで頂きたい。本格的な管釣りと言えば、大分県九重にしかなく、そこは7月の集中豪雨で道路寸断、現在閉鎖中なのだ。(開通は来年6月らしい)
昨シーズン、九重には2回行って、なんと2匹なのだ。ヘタクソー!
 で、『九重の仇を高宮で』なのである。

 駐車場でカッパを着込んでいると「ぷーさん」と「弟子さん」が現れた。ぷーさんは剛竿を持ち込んでいたが、それ用のリールを忘れたと嘆いている。なにしに来たんだろう?
初めてお会いする弟子さんは予想通りの方だった。びんご!

 最後にご到着の「カイヲ氏」は「えいぢ氏」とボート釣りの準備を始めた。食料調達の使命を背負っているらしく、我々と同じ土俵での勝負はしないらしい。
 カイヲ氏の友人えいぢ氏はなんだか「すっ」としたいい感じの紳士だった。でもって、紳士と珍士は名コンビのようだ。

 早目に受付を済ませた方々はエリア1の受付近くに陣取っている。僕は前方からの風を嫌ってエリア3とエリア2の中間部に入る。
んで、アタリ二回。エリア1では爆釣中。やっぱ、あっちなんだ。

 ぷーさんと弟子さんはエリア1の奥で怪しげな行動を取っているのが遠目にも分かる。「わしも行こっかなぁ。」などと思っていたら、カイヲ氏のボートがやって来た。文字通りの『渡りに船』で湖上を一直線にエリア1に渡してもらった。サンクス。でもあんた等釣り過ぎじゃわw

 やはり彼等は怪しい。どう見ても管釣りに相応しくないミノーを足場一杯に広げて、誰も買ってくれないなどと、のたまわっている。
 弟子さんもまだ釣っていないらしい。アナタ黄色過ぎじゃない?

 このエリアに来て初めてのアタリに条件反射的大合わせ。カイヲ氏に顎が外れると笑われる。わし、グレ釣り師で底物釣り師だよ。かなり手加減したんですけど・・・。

 すでに雨は上がっていたのだが、気温は朝より下がっているようで寒さに耐え切れず、薄いカッパを脱ぎ、厚いカッパに着替える。
寒さに弱い僕は着る物だけは用意周到なんですね。へへッ。

 ようやくアタリが出始めていた。分かり始めたと言うべきか。
さて、これをどうフッキングに結びつけるのか?
 聞き合わせて見ると・・・掛った!
左手前にゆっくり走る、重さはほとんど感じない??って、ドラグがヂィーヂィーいっとるやん。 ドラグを締めては少しリールを巻く、これを二度繰り返して適度なテンションをみつけた時だった。
 ・・・『ギィラーリ』 うわっ!!。見せ付けるようにゆっくり体をくねらせた。一瞬、ビビって固まる。

   ・・・と同時に軽くなる。あっちゃー!

 まわりをキョロキョロ見るが誰も気付かなかったみたい。
「見られなくって良かったぁ〜。」と「あの大きさを見せたかった」と言う思いが交錯した。信じて〜〜、60cmは有ったのよ。

 12時過ぎに放流が行われると、急に活性が上がり釣れ始めた。やはりアタリは僅かに重くなり竿先がちょいとお辞儀するだけ。
アタリを取る為に固めた体は瞬時に反応せず、体ごと合わせに行ったりすると見事な空振りを演じてしまうのだった。

 フッキング出来たのは僅かな違和感に「そろそろアワセの準備をして下さい」とボンクラ脳味噌に言い聞かせてからのスッと引くアワセでようやく掛るのである。しかし足元まで寄せてバラス事が多く確率5割って所でしょうか。

 夕マズメに活性が上がるのではと期待していたのだが、冷え込みが影響したのか好転する事は無く終了した。いや〜、寒かった。
肩と腰ガチガチなんですけど?年のせいってか?

 結局、僕のキープは頂いたものを除いて6匹でした。アタリの数を考えると少々物足りませんが、ちょっと上達した気分。しっかりイメージトレーニングして次回は打率を上げるとしましょう。

 皆さんお世話になりました。次も用事が入らなければ行きますので勝負しましょう。ヨロシクっす!


朝一、エリア3とエリア2の中間部で竿を出していたが、その後エリア1の中央部やや奥に移動。

弟子さんが釣ったお魚。美味しく頂きました。

黄色のカッパはどこにいても目立ちます。

27cm位が平均サイズか?

僕の最大は31cmでした。
えいぢ氏は45cm位を釣っていた。

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