渓の童子

2007 渓流釣行記

平成19年3月17日 高津川水系

七転び八起き

タラの目はまだ先

なぜか川に来ていた。

そんな気は無かった。

「土曜日は川に行くんでしょ?」と嫁。
考えもせずに「おぅ」。で、行く気になった。

高速を走りながら後悔していた。

まぁ〜ったく釣れる気がして来ないし・・・。

タラの芽には2週間早いし・・・。

チビごぎ

昼少し前にウェーダーに着替えた。

二つ目のポイントで、すっころんだ。

尾てい骨をしこたま打ったが、痛いのは左肩と右腰。

スジを伸ばしてしまった様だ。

痛みをこらえれば何とか釣りは続けられた。

で、ヤマメ域のつもりがゴギだった。

昼食風景

昼食中にメールが入った。

「○○丸漂流中」G君からだった。

文面に緊迫感は感じられず救助の必要はなさそうだ。

「笑いに行けない」とだけ伝えた。

その渓はアマゴだった。

浅い瀬に相応しいサイズ。

淵での反応は皆無だった。

そして、ここでも大転倒。
無事でいられるのが不思議である。

暗い渓に移動した。

滑り易い石に何度も転びそうになった。

真っ黒けのアマゴが釣れた。

手元に寄せるまで鱒類と判断できないほど黒かった。

お魚が大きく育つ渓とは考え難かった。

もうすぐ春

誰もが竿を出すだろう大場所に来ていた。

水は澄み切り、ウグイの群れが見えた。
そして、スプーンを追うお魚が見えた。

大場所に似合わぬ小ヤマメだった。

も、少し学習しなきゃダメよ。君。

瀬に移動して何匹かに学習させた。

しかし、私は学習してない。
またも転倒、左半身ずぶ濡れだす。

あっ、さむ。・・・しゅーりょー

#漂流した船は二時間後、無事、海岸にたどり着いたと連絡があった。
漂流していたのはGO君では無く、兄のG氏だった。
竹棹で漕いで帰ったと言う。原因は燃料切れ。

罰金ものだ。ま、無事で何よりであるが・・・。

#一方の私の臀部。
2日後の本日、痛みを増して来た。

しばらく、おとなしくして置こう。

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