2014 渓流釣行記 | ||
平成26年4月19,20日 日野川 春の日野川遠征二日間空きそうな週末に日野川遠征をぶち込んでみた。 まぐれ当りを期待して最下流部でサクラマスを狙ってみる。ま、釣れんでしょ。 ![]() いつもの様に未明に峠を越えた。 河口までは随分遠い。 夜明け1時間前に現場に到着し、暗くて見えないが適当に川を見て最初のポイントを決める。 少し眠りたいが、釣り直前に寝むれた事がない。長時間の運転と釣りの期待感でおかしなテンションになっているのだろう。 ![]() 明るくなり始めてから準備を開始。 岸に立つと、上流にも下流にも数人が立ち込んでいるのが見える。 期待してキャストを繰り返すが何も起こる事はなかった。 少し上流に移動すると、見えない障害物があるようでミノーを2ヶロストしてテンション急降下である。 そんな時、到着した常連さんから情報を頂いてやる気を少し取り戻すが、ノーチェイス、ノーバイトにて終了。 ![]() 下流部の良さそうなポイントを叩きながら、移動を繰り返す。 私と同じタイミングで上流に移動する釣り人に何度も行った先で出くわす。
もう既に昼近かった。 対岸の下流では例の釣り人が川を覗いている。 ![]() 下のポイントで本日始めてのチェイスがあった。期待には程遠いチビであるが、取り合えず片目を開けたい。 広大なポイントを広範囲に探り、やっと流芯で初ヒット。本遠征の記念すべき1匹目は7寸ほどの銀化であった。 実はランディングネット17thの入魂でもある。 このネットは内寸を30cmぴったりに作っている。これから盛期を迎えるであろう本流釣りで何度も登場する予定である。 ![]() 案内して頂いたのは、有名な沢登りルートらしい。 水量が豊富ですばらしいポイントが連続している。 が、反応があったのは見落としがちな、小さなポイントだった。 何度も出て来るが、バイトには至らずもうスレてしまうんじゃないかと思った頃ヒット。 ゴギっぽいイワナとして置こう。 ![]() 夕暮れ時に最下流部に戻って来た。 週末ともなるとこの周辺では入れ替わり立ち代わり休まる事なく、プラスチックや木のお魚がが泳いでいるのであろう。 そしてこの付近には何匹のサクラマスが居るのだろうか。 釣れるのは偶然か必然か。 釣れる確率は・・・。そう考えると私に釣れてはいけないとすら思うのである。 ![]() 某温泉に入ってから夕食を仕入れ、寝袋にくるまってディナーを頂く。 もう、車の中は色んな物が乱雑に転がり、何ともいえない臭気が漂っているのである。 そんな事は気にも留めず、気を失い、朝のアラームで目を覚ました。 寝袋をたたみ、ホットコーヒーを買ってパンを頬張りながら最下流部に車を走らす。 先に来ていた常連さんは既にやり尽くした様子である。私も釣りを始めるが、あっという間に飽きた。 ある用事であと一時間以上、ここで時間を潰す必要があった。 ルアーマンらしい方が、川を眺めているので話しかけてみると色々と話が弾み、今日の私には好都合である。 そうこうする内に見覚えのある車が現れて話の輪に加わり、 いっそう有意義な時間を過ごす事が出来、遠征計画の一部である大事な用事を済ませたのだった。 ![]() 一気に上流のイワナゾーンまで走る気でいたが、中流域のあるポイントをやってみたくなって車を止めた。 数投でチェイスを確認出来たが、バイトに至らぬままスレてしまう。 少し移動するとまたチェイスがある。ここにはかなりのお魚が溜まっているようだ。 時には複数匹のチェイスがあるが、バイトに至らない。軽量級のミノーに換えると初めて掛かったが、ランディング直前に外れてしまう。 攻め方を変えると、突然、お魚がやる気を出してバイトの回数が増えた。 ショートバイトが多くランディング出来たのは2匹だけだったが、いままで疎かにしていた事が、時には効果的だと分かりいい勉強になった。 ホームリバーでの効果も試してみたい。 ![]() 本遠征最後の釣り場にやって来た。イワナ域である。 最初に釣れたイワナは前回ここで釣ったお魚とはまったく違った色をしていた。 美しいお魚だった。 画像では見えにくいが背側の白斑に対して側線から下は赤紫の斑点がくっきり見える。 私は初めて目にするタイプだった。 ![]() 岩に隠れて半分しか見えていない小さな反転流にルアーを入れてみた。 ラインスラッグを取った時点ですでに食っている。 下段まで落としながら途中で抜き上げて、ネットイン。良型イワナであった。 こいつは普通のイワナのようだ。 ![]() 最後のポイントと決めた小滝の壷。 2投目で良型をバラしてしまう。 落胆しながらもキャストを続けると、サイズは落ちるがまだチェイスがある。 ヒット! わっ、めちゃめちゃ綺麗なんですけど!! しゅーりょー。 今回は気温が低く、風も強かったのですが、二日間楽しく釣りをする事が出来ました。 出会ったすべての人とお魚に感謝いたします。 |
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