渓の童子

2004年 渓流釣りダイジェスト

渓流ルアー 初年度

何から何まで疑問だらけ

これは難しい

過去の経験は通用しない

だからこそ面白い

チビやまめジャンプやまめ

序盤(3月〜4月)

疑問だらけだった。自分がやっている事は正しいのだろうか?
最初の獲物は小さなヤマメ。スプーンでの釣果だった。
次もスプーンでアマゴ。次もスプーンでゴギ。
以来、このスプーンは最も信頼の置ける道具となった。
しかし、最初の疑問の答えは出ていない。
ミノーでの釣果は全く無かった。
選択したミノー自体が渓流向きでは無いのでは?
こんな疑問が頭を支配していた。
ミノーで釣り始め、ちょっと釣れないと例のスプーンへ。
こんな事を繰り返していた。
(写真上)最初はこのサイズばかり。
(写真下)ヤマメは、遠投のスプーンに水面を割って喰らいついた。
餌釣りでは有り得ない光景に興奮した。

本流やまめ大きいやまめちっちゃっ!

中盤(5月〜7月)

カイヲ氏がやって来た。

  • ルアーチェンジを頻繁に行っていた。ほっほ〜

  • 本流でお決まりのアレを掛けた。ほっほ〜

  • 氏はピンクのジャージを穿いていた。ほっほぅ

  • 氏に使えるミノーを選んでもらった。ほっほ〜

  • 氏に選んでもらったミノーで、ゴギを釣った。ほっほ〜

少しだけ方向が見えてきた。 カイヲさんありがとう。

五月中旬Net上で大物情報が飛び交っていた。
2ヶ所の大物ポイントに絞って、渓に向かった。
1ヶ所を終え、2ヶ所目に移動の途中、本流に寄り道した。
奴は足元までついて来た。
衝撃が走り、竿がしなった。
抱きかかえるようにして、岸に上げた。
うそ、うそ、うそ〜ん。確かにタモに収まっていた。
いや、はみ出していたが、そこにいた。
奴以上の獲物を求めて、放浪の旅が始まってしまった。

(写真上)初めての本流物。
(写真中)奴。
(写真下)6月、7月厳しい時期でした。こんなのばかり。

 

終盤(8月〜9月)

8月中ごろまで苦しんでいた。
ところが、中旬を過ぎると急に活性が増した。
上層を泳ぐバルサミノーに盛んに良型がヒットした。
高津川は禁漁を迎えたが、悶々としていた。
9月、半ば強引に鳥取県に向かった。
更に強引にカイヲ氏とTA氏の釣行に潜り込んだ。
カイヲ氏は4時間コースと言った。

あれは1日コースですっ!(KSん氏に聞いてみ)

美しい岩魚が釣れた。(人に)
良型の岩魚が釣れた。(人に)
僕のミノーは泳がなかった。
しかし、頻繁に空中で「ぶらん、ぶらん」した。
雨の中のロングランを終えると足が攣っていた。
睡眠を取ろうと足を伸ばすと激しく攣った。
睡眠不足のまま、帰途に着いた。

後方から族が迫って来た。
助手席のお人形に何かを感じた。
やはり、ぷー氏とさかなちゃんだった。
簡単なご挨拶を済ますと鳥取を後にした。

(写真上中)8月下旬のお魚
(写真下)鳥取県某川の岩魚 

お世話になった方々、ありがとうございます。
ご迷惑をお掛けした方々、ごめんなさい。
それは見事に『渓流バカ』が出来上がりました。
今後とも宜しくお願い致します。

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