N09   源流釣行T  5月5日
 ごぎ谷のリサーチに向かう。

 10時出発、先を急ぐ為、全部高速を使い、更にひと山越える。
峠越えの途中で何故か道を間違えた。
見慣れぬ景色ですぐ気付いたが、こっちからでも入れるだろうと、そのまま里まで下って地図を確認すると。

ゲッ!もうひとつ厳しい峠を超えないといけない!

やっと目的の支流に着いたのは2時半だった。
バカやっちゃたね。



沢を下って入渓。

あまり感じが良くないので、どんどん登る。
2,3日前の足跡があり、その辺りから魚影が見え始めた。

ポツポツとちびゴギが釣れる。

パッとしないが抜かれた後だろうし、残り物で遊ばして貰おう。

さらに登る。勾配が強くなり、いかにも源流と言った風景に変わる。
とたんに出るわ出るわ。
先の足跡の方は、ここまでは来なかったようだね。えらい!

各プールで複数匹釣れるが、型がイマイチ、7寸を超えてくれない。
でも、ハイスピード8の字ターンでよくバイトする事を発見。

しかし、これで掛ると半数が口の外側からだった。
まあ、口を使ったわけだし、スレとは言わない事にした。

  わしにプライドなど無い。


そのプールでは2匹釣った所で、チェイスが無くなった。
ディープ系ミノーに替えるとちびちゃんが釣れた。

ミノーをうまく操れないので、スプーンに戻して深く深くフォール。
リトリーブを始めると良型がクネクネと出て来た。

 くえ、くえ、くえ、くえーー『ゴッ、グリッ』 くったーー。

一気に抜き上げた、「カイヲ抜き」だ。へー、こんな楽なんだね。
ぷりぷりの9寸。良いねぇ。

 おもむろに立ち上がり万歳をして見た、誰も見てないのに恥ずかしかった。

尺になるのは何時だろ、とか思いながらリリース。

さらに上へ上へ。高い滝で進めなくなった。 かえろー

一時間掛けて下る。怖かった。熊と転落の恐怖。
あ〜、やだやだ。でも、ここAランクです。

一回、転倒してリールがカチィーンってさ。
次回は誰かに付き合ってもらおう。

んーー。ハーケンとザイルいるかな? しゅーりょー

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