NO14  遠征万歳!  6月26日
ゴギですよね? 念願の日野川釣行なのだ。ばんざーい!

 2時半に倉敷の友人宅で目を覚ます。
釣り服に着替え、DKに行くと超ミニ同窓会のメンバー2人は
まだ起きていた。
僕の釣りは彼らとの付き合いから始まった。
小学生時代から高校まで海に山に、三人で暗くなるまで遊びまくった。

この家の住人G君は僕の為におにぎりを作ってくれていた。感謝。

高速を飛ばし、現場に到着。
ニューロッドに慣れておきたかったので、広い場所を選択した。
1投目からアタリが出たがすぐに外れてしまった。
二投目、ルアーに纏わり着く感触がある、足元まで引くと無数のお魚がついて来ていた。

何コレ?誰ですかー、君たち?

ヒットした。お魚を確認したので、とっとと退散する事にした。

下流に入渓。すぐにバイトがあったが合わせ損ねてしまった。
「本番はこれからじゃけぇ気にしない。」と上流に向かうが、まったくお魚の姿を見る事はなかった。
2バイト、2バラシ。悲しー。

本流に向かう。鮎師さんが所々にいた。
左岸に渡り、ポイントを捜しながら上流に車を走らせる。
川に降りてみると、エライ濁りだ。この川ってコレが普通かいな?
(後で前日の上流域での雨が原因だと教えて頂きました。)

数投してみるが、何となく、気配が感じられない。
まだ濡れた足跡があった。移動だな。

車に乗り込むとすぐに携帯が鳴った。地元の季節さんからだった。
不覚にもドギマギして、返す言葉が見つからず、失礼してしまった。
渓流監視委員会からの召喚命令だった。何かドヂったか?わし。

集会所に到着するとすぐに椅子に座らされた。
手を後ろに回してみたが、縛られる事はなかった。

「2バイト、2バラシで、害魚を1匹退治した。」と報告すると場が
和やかになった。ふー、一安心。
と、目の前に座られている季節さんに何やら懐かしさを感じた。なぜだ?

・・・・あっ。70年代のフォークシンガーだ。(詫)


季節さんは噂の毒を吐かなかったので、わしも猫を被る事にした。

ぷーさんとは去年、10分程言葉を交わしただけだったが、
旧知の仲の様にお話させて頂いた。失礼だったかな。

色々な情報を頂いた。この時間だと本流は難しいらしい。
本流はあきらめて県境方向の支流に入る事にした。
出発しようとすると、ぷーさんがガイドして下さると言う。
ありがたく、お言葉に甘えることにした。(感謝)

川に降りてみると、ホームリバーのT川で良く見られる渓相である。
T川ではこの様な渓相の場所ではちびのワン切りが普通でプレッシャーのきついシチュエーションなのだ。

まずは第一投。早速、ぷーさん愛用のufm製のムチが飛んできた。

いてぇよー!(大嘘)

技術的な欠点のご指摘を受ける。
なるほど、ぷーさんのミノーは魅力的なモンローウォークしていた。
真似してみると、ヒールの取れた靴を履いた三流モデルのウォーキングに変った。

出てくるお魚はT川より二回りは大きかった。
しかし、やはりワン切りだった。

食い気のある奴も居たのだろうが、僕の腕では掛ける事は難しかった。

キャストをミスる度に、あのufm製のムチが飛んできた。

いてぇよー!(大嘘)

僕にはお手上げのポイントで見本を見せて頂いた。
次々に正確なコントロールでポイントに入れていった。
しかも、たま〜にわざと木に掛けて笑いも入れてくれた。いい人だ。

楽しい時間も過ぎ、ぷーさんがお帰りになる時間が来てしまった。
もし彼が先行されたら数匹は必ず手に出来てた筈なのに申し訳ない。

何故ならお魚がミノーを追う距離差はあのミラクルなテールの
長さだったのだから・・・。

彼に丁寧なポイントの説明を受けてから上流に向かった。
ある区間で次々に良型が顔を出したが、ミラクルな距離感を
感じてしまった。お手上げなのだ。

新しい足跡があったので移動し、適当に川へ入ってみた。
そこでの遡行中に蛙を踏んづけるとこだった。

石に擬態したペッタンコ蛙。(写真)
踏んづけられた後ではないはずだが・・・。変な奴??

その後、日野川の女神様にお土産を頂いた。
おチビなお魚だったが、ゼロとは雲泥の差があるので嬉しかった。
しかし、ほんの数投スプーンに浮気した時だったので、複雑なのよね!?

これゴギでいいんですよねぇ。(写真上)
匹見川北東部某沢のゴギとそっくりでした。


夕闇が迫る頃、撤退し道に出たが、方向が分からなくなってしまった。
散歩中のおじさんに「ぼ、ぼくは、どこ帰ればいいのでしょう?」と聞いた。
そして無事、車を見つけることが出来た。  かえろー

シートに座ると背中のみみず腫れが痛みを増した。(大嘘)

   しゅーりょー

季節さん、ぷーさん、さかなちゃん、大変お世話になりました。
おかげ様で楽しく遊ぶことが出来ました。
次回もまた宜しくお願いします。
ペッタンコ蛙。

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