N023 遠征万歳!**入魂か?**  9月24日

16℃と17℃を行ったり来たり。
 本当の最終釣行なのだ。行き先は当然、鳥取県。
ここ最近、良い情報が聞かれないが、わしがやっちゃる!
・・・くらいの勢いがなきゃ、あんな遠くまでいけませんって。

県境の温度計は16℃か17℃か決めかねていた。迷うなよ!
鳥取県って寒いんだね。雨まで降ってるし・・・。
釣果も寒かったりするのか知らん??

待合せ場所でのんびり寝ていると名ガイド氏に叩き起こされた。
勝負タオルを締め直して、挨拶を済ます。
 わしの気合、分かってくれたかな??なんだ?その色って思ったろ!

周辺の散策をした後、まずは何か釣ろうってんで、前回ぷーさんにご案内頂いた川の上流部に入る。

ごく最近の足跡に嫌気がさしてちょい移動。
ちっちゃなポイントでちっちゃなヤマメが釣れた。チッチャナ♪チッチャナ♪

ガイド氏は「これでボーズがなくなった!」と喜んでいる。
・・・って、コレ数に入れちゃマズイでしょ!モットつらせろー!

またまたちょい移動で朱点の美しいちびコギが釣れた。綺麗だ−!

 その後、良い渓相の川を遡行したが影すら見る事はなかった。
不思議なほどお魚の居ない川だった。人は入っていない様に見えたが、それってお魚が居ないからなんだね。きっと。

大移動して本流の大物ポイントに向かう。

その駐車スペースには一台の車があった。
川を覗いて見てもどこにも人影はない。流されたんか?
そうこうする内に植込みからノッソリと釣り人が現れた。
あゆ師かなと思っていたら、ガイド氏は夏彦氏だと言う。

遂にあの『大食い釣り師』(あっ、いや)『大物釣り師』と初対面である。
怖そうだったのでガイド氏の陰に隠れていたが、ちょっと出て、ご挨拶をして見た。やはり怖そうだったので、またガイド氏の陰に隠れた。

情報交換の後、他所の本流ポイントを取り合えず攻めておく。
もちろん、玉砕である。

 支流の駐車場で昼食の準備を始める。
川を覗けば岩と化した夏彦氏がいる。
昼食を終え、コーヒーを飲みながら川を覗く。
やはり岩と化した夏彦氏がいる。すこし『ゾッ』っとした。
長年、いろいろな釣りをやって来たが釣り師釣り姿を見て『ゾッ』っとしたのは初めてだった。

 釣りを終えた夏彦氏を交え、ゴロゴロ・ウダウダと談笑の後、強力に厳しいポイントに入った。上からはお二人がにこやかに覗いている。
トレースラインを代えながら数投。
『コッ、コッ、コン!』くぅ〜〜、合わせるタイミングがないっ!
「居た、居た、居たっ!」っと夏彦氏。・・・見〜た〜な〜。
大きかったそうな。くやしーーー! でも、気分爽快!

 その後、貴重な時間にも拘らず夏彦氏がガイドして下さった。
日野らしくない綺麗な流れの渓だった。僕の好みです!
お魚は所々で姿を見せてくれたが、フックを咥えてくれたのは小さな岩魚一匹だった。

 ある場所で足元の泥底でなぜか根掛りした。
よく見ると泥に埋まった仕掛けのようで手を突っ込んで回収すると、そのラインの先には棒の様なものがブラブラ。
夏彦氏がすっ飛んできた。氏が落とした「カラマン穂先」だそうな。
2年以上も前の仕掛けが、たまたま来ていた僕の手元に。
不思議な縁を感じてしまうのだった。

 ガイド氏と別れ、大物釣り場に夏彦氏が案内してくださった。
大きな流れのあちこちにキャストして見るが、お魚の気配が感じられない。いや、気配を消しているに違いない。

 竿先に重さを感じた。奴だ!やはり気配を消していたのだ。
しなる竿、やけに白っぽい魚体を引きずり揚げる。
夏彦氏が駆け寄って来て、何かを言いかけてやめる。

 数秒の空白の時間・・・。

恐ろしい所だ。日野川。奴はちゃんと『口を使ったんです!』
←記念撮影するもピントが合やしねぇ。祟りじゃ、祟りじゃ。
赤竿の入魂失敗です。こいつ魂ないんだろ!?
かえろー!

シーズン終盤の貴重な時間にも拘らずガイドに徹して下さった、
カイヲさん、夏彦さん、楽しい時間をありがとうごさいます。

そして待ってろよ!日野川。来シーズンこそやっちゃる!かも

しゅうりょー−−−−!!

チビ君だが綺麗だった。

日野川にコギ、結構居るのですね。

イワナが釣れた。掛り所が悪く血が流れた。
どうしても見たい方はこちらから
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日野川はすごい所だ!!

いや?

スゴイのわしか?

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