渓の童子

2010管理釣り場釣行記

平成23年1月4日 KFR

新春バトル2011奮闘編

いつものあの方と新春恒例の管釣りバトルである。

年末年始、大荒れの天気であったが決戦の日は回復の兆し。
交通情報&天気予報と睨めっこしながら決行を決めた。

九州は大分県のKFR(九重フィッシングリゾート)
知らない人は暖かい所ではないかと思われるだろうが、標高が高いが為に相当に寒いのである。
チェーン携行の上で交通量の多い幹線道路を利用して行く事にする。


雪国

九州東側10号線は好天であったが、山地へ入って行くと共に雪がちらほら。

雪を見て突然歌い出す助手席の人、『雪国』は捻りが無さ過ぎです。ちゅか、演歌はやめてっ。

で、KFRは雪国であった。
昼過ぎに着いたが、お客さんの車は3台くらい。

2号池

寒々とした景色だが風がないので意外に寒さを感じない。

受付で上の池(2号池)が釣り易いと聞いたので迷わずこちらを選択して空いた場所に入る。

放流を済ませた所との事で期待したが、2バラシ後、長時間お約束の沈黙である。ちなみに常連さん達は順調に釣っているのだ。

鰭無

一匹目が釣れたのは開始から実に2時間20分後であった。

お魚丸見えの浅い流れ込みで、何故か反応してくれた虹君。 たとえ両胸鰭がなくても嬉しいのだ。

移動してもう一匹を追加した頃、K氏が釣ったのが見えた。

釣果を聞くと3連発と言う。
やだ、負けてますやん。

K氏爆釣中

この辺りからK氏の快進撃が始まる。

活性が上がった事もあるが、それ以上にイロモンルアー1号(スティック型)が効いているようだ。

そして更に活性を上げる撒き餌が始まり、イロモンルアー2号(リアルペレット型)に付け替えると、もうK氏の独壇場であった。

パンツが出ても気付かぬ程アツくなっているのであろうか。

今日一の虹君

なぜか私のスプーンは食ってくれない。

ボックスの中からペレットカラーの小型スプーンを見つけ伸びたフックを矯正してクリップにつける。それは先程、池から釣り上げたロストスプーンである。

何とこれが大ヒット。終了まで釣れ続け敗北感を払拭させてくれたありがた〜い拾い物であった。

終了

そして後ろ髪(無いが)を引かれる思いで

しゅーりょー

レストハウスに戻り、防寒着を脱いだ。

出口の橋

橋を渡り、現実に戻って行く。

明日から仕事か。

帰路K氏は終始上機嫌である。

私は勝負には負けたが、まったく悔しくないのだ。
終りが良かったので、すべてOKなのであった。


いつもいつも、ここへ来る度に打ちのめされて帰っていたが、今日は少しだが釣れた。

単に撒き餌効果で活性が上がり、それに乗じて釣る事が出来たのだが、以前はそれさえ出来なかったので進歩と言っていいんではなかろうか。

次回は勝負にも勝ちたいものだ。

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