渓の童子

2006 釣行記

平成18年8月14日 高津川水系

晴れのちズブ濡れ

約一ヶ月ぶりの渓流なのである。

まあ、とりあえず行っとくかい的な、釣行なのである。

インディアナ・童子

なので、こんな時間。

影で太陽の角度は想像がつくであろう。

一応、午前です。

この姿、インディー・ジョーンズみたい。

最後には秘宝を手に入れたいものだ。


まずは軽く、メジャーな渓流を歩いてみた。

か〜るく、一蹴された。

大物ポイントに行くと、子供たちが水遊びをしている。

ならば、源流に突入じゃ!

本日の初物

入り口のプールで一投目から枝に引っ掛けた。

新品のお気に入りルアーである。

後から回収する事にして、ラインを切った。

すると、スルリと枝から抜け落ちて水没した。

新しいミノーを結び、しばらく引いて見たが、反応は無かった。

それでは、水没ルアーの回収じゃ。

んん?み、みえん。間違いなくこの辺だが・・・。

へそまで入って、顔を水面に近づけた。おお、こりゃいい!
メガネを水面に着けると水中眼鏡の様によく見える。

←無事回収。本日最初の釣果である。

水なし

堰堤を越えると水は無かった。

上の方から水が流れる音が聞こえている。

蜘蛛の巣だらけの渓は期待させてくれる。

しかし、期待は次第にしぼんで行った。

お魚は居るには居た。

お魚たちは、ルアー二個分の距離をおいて、眺めに出て来るだけだった。

おーい、君ら、やる気出せよ!

ごぎ

たまに反応のいい奴も居た。

ちび君たちがやる気を、見せるとフッキングしない様に、大急ぎでルアーを上げた。

やっと、まともなサイズが喰った。

こいつは美しかった。

ごぎ

アップで、もう一枚。

背側の白点、側線から下の朱から薄黄色の斑点。

大きさ、バランス、色合い、実に良い。

わたしのモニタでは、残念ながら微妙な色合いが巧く出ていない。

土砂降り

途中から雨になったが、行ける所まで行ってみた。

水量が多い時に、是非来て見たい沢だった。

沢を下り、岩場にへばり付き、獣道を歩き、ようやく林道に出た時には、爪先までズブ寝れである。

豪雨の帰り道の川は濁流だった。

しゅーりょー。

この雨が来る前に帰って良かったよ。

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