渓の童子

2011 渓流釣行記

平成23年7月2日 高津川本流源流

気合いだけでは釣れない

そろそろネムノキの花が咲き始めた。

梅雨も上がりそうな気配で一気に水量が落ちる前に行っとくべきでは?

って事で、今シーズン初の早朝出撃である。たまには頑張って早起きしないとね。

と言っても、川に着いたのは6時であった。釣り場まで30分って方々が羨ましい。


早朝の本流

早朝の本流は幻想的な風景である。昨日の雨で水量は相当多い。

来る途中に見えた支流は、とても釣りになる感じではなかった。

早朝とあって鮎釣り師の姿は見えない。主立った本流ポイントをさっさとやっつけよう。

ネムノキ

水位は1M近く高いようだ。(ちょっとオーバー)

釣りが出来そうなのは大淵の流れが緩む所くらいである。

数ヶ所回ったがチェイスは一切なかった。水温か、ポイントか、・・・腕か。

源流へ

本流をあきらめ、渓流を素っ飛ばして源流へ登る。

雨と気温で林道は雑草が伸び放題、そして倒木。

何とか某所の車止めまでたどり着いた。

少なくとも数日は誰も入っていない。
こりゃ、ウハウハだろ。

やっと

下の方は反応は有るものの、活性はイマイチ。

一魚身の間をおいてのチェイスである。好条件だと思うがこの低活性は附に落ちない。

最初に釣れたのは、2匹のやる気なしのチェイスのあと、その2匹を無視してさらに上のポイントまでキャストして食ったコイツ。重いばかりのお魚であった。

ちょいと栄養不良気味だが長さはあった。禁漁までには尺を超えるサイズである。

泣き

今日はタックルの選択を間違えたようだ。ルアーやお魚の動きを伝えないロッドは釣りの楽しさを半減させる。

やっぱり軟竿が私には合っている。

しゅーりょー

どこかに有るであろう道を探して崖を上っては降りた。

道に見える所もしばらく歩けば道ではなくなる。そしてまた崖を上っては下り道を探す。

エエ加減、道は対岸の崖の上だと気付けよ、俺。バテた〜。


多少水量が多いものの好条件と思っていましたが、本流源流共に低活性で参りました。

体力の消耗と釣果が比例していません。メインを磯に移行する前に一発と思いましたが、ちょっと心残りです。

次に川に来るのは海が時化た時でしょう。その時は良い釣りがしたいものです。

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