渓の童子

2015 渓流釣行記

平成27年4月5日 支流上流部&某大物P

某所調査中

金曜日は雨だった。就寝前に高津川の雨量と水位を確認すると本流は完全にアウトである。
しかし、先週のポイントまで行けば釣りは可能だろう。条件は良くなった位ではなかろうか。

いつものように朝の散歩と朝食を済ませ、遅い出発をしたのだった。

今日は単独行なので昼前には竿を出せるだろう。


某道の駅で弁当とおやつを買った。

腹へってたまらん。

おやつ食っちゃろ。

某支流の上流まで来た時に、以前先行者がいて入れなかった区間を思い出した。

川を覗くと良いポイントがある。

この辺りはあまり雨は降らなかったようで、遡行可能な水量である。

ちょっと道草しましょ。

1投目に赤っぽいヤマメのチェイスがあった。

トレースラインを変えながら数投目、ヒキの弱いお魚が釣れた。

尾鰭ばかり目立つ痩せたヤマメであった。

良く見ると黒点がびっしり着いている。横川吸虫とやらにやられている様だ。

やや下の区間に入ってみた。

小型ヤマメが沢山居る。

あるポイントで良型が飛び出して来たので、しつこく攻めてみる。

下流からでは出て来ないので、横に回り込んで小枝に囲まれたポイントにミノーを入れると黒い魚体が何度もアタックして来る。

トレースラインを長く取ってようやくヒット。コンディションの良いゴギだった。

この辺りは渓相からヤマメ域と予想していたが、完全に混生域であった。

大きいポイントではまずヤマメが出て、スレるとゴギにバトンタッチするので結構楽しい。

たまたまかも知れないが、入り易い場所にも拘わらずお魚が多いのに驚く。範囲を広げて調査するもいいだろう。

車まで戻って周囲を見ると蕗の薹ポイントだった。

来春の山菜取りはここが良さそうだ。

某大物Pに着いたのは2時過ぎだった。

上流に一人いるが、今日は先週より下流を調査するのが目的なので全く問題なし。

動ける範囲を入念にチェックする。

ルアーは先週反応が良かった80oのスリムミノーを使用する。30分後、小型のチェイスが2度見えた。経験から良型はこんな時にヒットする確率が高い。来るぞ。

トレースラインを大きく変えながら、ミノーの動きに変化をつける位置を意識して数投。
ドンッ!!グィンンンンン!

でかい!強めに締めたドラグをジリジリと引き出す。

お魚とラインの角度が、少しでも大きくなる様にロッドを振って何度かの突進をいなし、 取り込みやすい足場まで移動してから、強引に距離を詰める。体を大きくくねらせて水面を叩くお魚をロッドで下方向に誘導し、一旦沈めてからネットを抜いた。

お魚は底に向かって突進するが、抵抗はそう長続きしなかった。横たわる銀色の魚体。
やった。

おっと、ニューロッド(中古)42cmにて入魂

 

小型も3匹だったか、退屈しない程度に釣れた。尺には届かないサイズばかりである。

いや〜、楽しかった。しゅーりょー


先週の劣化ラインのスプールには、ニューロッド(中古)がPE対応ガイドという事もあり、PEラインを巻きました。今の所、違和感なく使えています。

さて、随分お魚の活性が上がって来ましたが、釣り人の活性も上がって来たようです。

多少、競争が激しくなりそうな気がしますが、釣れるときゃ釣れます。のんびりやりましょう。

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