渓の童子

2015 渓流釣行記

平成27年8月29日 あちこち

2015最終日

シーズンも最終週となった。
私にとっては最終日である、そして今日ほど候補地を迷わない日はなかった。

先週のリベンジに向かうのだ。二日前の雨は活性を上げたに違いない。


某道の駅の駐車場で仮眠を取って夜明けを待った。

明るくなり始めてから着替えとタックルの準備を済ませる。

移動して先週のポイントに立った。先週より15cmほど減水しているが水量はまだまだ多い。濁りがとれているのはプラスと出るのかマイナスと出るのか。

先週盛んに反転が見られた駆け上がりのポイントに数投。反応はない、条件が変われば着き場も変わって当然だろう。流芯の大石にミノーを入れると一発で食った。

寄せる途中で外れて何度もジャンプしながら帰って行った。9寸位だろう。期待のサイズではないので気にも止めず、更に隅からから隅をまで攻める。

過去好結果を残したミノーはローテーションで使い切ってしまった。あいつは移動したのか?
めったに使わないフローティング某ミノーを結び、対岸のボサ脇から流芯を通し、中央の石がゴロゴロしたポイントを越えた所で・・・・うわっ!

デカッ!デカい。食え食えっ!ああ〜Uターン。平常心ではいられないサイズである。40超だろう。
次の一投にもまとわり付く様な食う気満々のチェイス。・・・だが、食わない。

更に休ませながら数投。出なくなった。

最後の手段。場所にそぐわない80mm、派手な動きのデカミノー。怒らせてリアクションを誘う作戦である。

例のゴロゴロポイントを通すと出たーーーーっ。

これだけ長文だから食ったと思うでしょ?
これが食わないのね。そのまま反応は鈍くなり、、、ジエンド。

さて、どうしたものか。
下流の様子を見に行くと、先週と変わらず水位が低い。そうだ、水が少ないなら釣り上がればいいじゃん。 何年か前に苦労して遡行した覚えはあるが、他にアテがないので決死の遡行を試みる。

いいポイントはあるがお魚は出て来ないまま、ついに進めなくなった。高巻いてボサを掻き分けて進み、淵の手前で川に降りた。

細長〜い淵の緩い流れに立って、まず一投。おいしい所にはまったく届かないが、良形のチェイスが有った。これはイケるかも。

少し上流に歩を進め、深場に立ちこんで大遠投。

ガッ!キターーーッ!

違う、軽過ぎる、お前じゃない。

まだ釣れるだろうと生簀を造って、次のお魚を狙ったが釣れず仕舞いであった。

苦労した遡行も9寸強の1匹止まりであった。

もう帰る方向に動いていた。

ゴギ谷へ入る気力は失せている。 

点々とワンポイントを釣りながら、最後の釣りを楽しんだのであった。

雨も降り出したし、しゅーりょー


今期も無事終了しました。

ちょいと物足らない釣果でしたが、そんな年もあるでしょう。

さて、9月はどうしょうかなあ。気分が乗ったらどこかにいくかも。

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