3月12日 初日なのだ!

 しかし、予報は真冬並の冷え込みと降雪を伝えている。
めっちゃ忙しい時期なのだが行かなくてはならぬ。
さしたる理由は無いがしいて言えば本能がそう言っている・・・。

 12時前にICを降りるが大した雪もなく拍子抜けしたよ。
山向こうの路面状態が心配なので、こちら側の年券を購入することにする。
商店街入ると「らしい」所を探す。おっ、あったあった。

ワシ     「年券お願いします」
じいちゃん 「・・・今日行くんかい、はははっ。ここの年券じゃの」  はははっ・・って。
ワシ     「はい、どの辺がいいですか?」
じいちゃん 「あっちが良かったり、こっちが良かったり。水が少ないのお、4月からじゃの」
ワシ     「ふーん・・・・はは。」

まっ、大して期待してなかったけどね。

  ※熊の湯殿、TA殿、アリガト。あそこ(釣具屋さん)T川も扱ってましたよー。

まずは峠を越えてみる、まだ路面に雪は無いがかなり降っている。
ちょこっとやって見よっと。あれ?車いるじゃん。
いいさ、ちょい下流から入って車までやって見よっ。

最初のポイントをダウンで「ひょい、くるくる」。むむー、ピンクのライン見難いぞ
あぁ〜ん、ラインくちゃくちゃやん。・・・・切って結ぶ。

次のポイント、アップで「くるくる、くちゃくちゃ、あれ?」・・・切って結び直す。
ありゃ、根掛りしとる、も〜。手を突っ込んで回収。あっ、グローブ濡らしちゃった。

次のポイント「くるくる、くちゃくちゃ」・・・切って結び直す。うえーーん
もうやだ。手が悴んで動かん。もう帰る。

車に着くとキーを取り出し、ロック解除・・・できん。ボタンが押せん。これワシの指やろに!
そうだ!口で咥えてっと、んでもってボタンに歯を当てて、ふふっ、ガシャ。成功!
しばらく暖機運転しながら、ポットのコーヒーとパンで食事。ふ〜、生き返った。

20m釣って、失ったライン50m。30m損しとるが???

-5℃は寒すぎますっ。

その後、真っ白になった峠道に恐れをなして元来た道を引き返す。
あれ?さっきの車まだ居るよ。生きてるかーい

峠を越えて戻ってみると、こっちまだ大丈夫だよ。車の暖房で体温と気力を取り戻し、やるぞー。

初めての川で分からんけど、適当に入ってみる。あっ、餌釣師二人、おった。
ずーっと、上がって、よさげな堰堤下から始める。
チェイス有るじゃん。3回ついて来たが、ルアーチェンジしても反応がなくなった。
ずんずん釣り上がって、たまーにチェイスは有るもののバイト至らず。
さーて帰るか。

右手のガードレールを目指して登る。藪を掻き分けガードレールにたどり着くと。
・・・・ば、ばかな!ガードレールの向こうはまた藪。道無いじゃん。
また藪を漕いで川に降り、川を下る。そんな馬鹿な。
ガードレールを睨み付けてやった。・・・むなしい。

車まで戻るがさっきチェイスの有った堰堤が気になり、スプーンをキャスト。
「コツン!」一発で食っちゃったよ。ゆっくり巻いてタモが届くところで魚種をしっかり確認。
アマゴだね。半年振りのお魚をしばらく眺め、タモを取ろうと目を離したところで軽くなった。
一発目バラシね。ワシらしいわい、帰ろー。

教訓、ガードレールがあるからといって道があるとは限らない。  しゅうりょー!


3月13日、今日は嫁を某温泉に置いて周辺を釣ってみる事に。
しかし、デジカメが行方不明だ。持って来た筈だけどなぁ。

入渓、駐車出来るところを探して上流へ。あったあった、足跡もあった。今日のやね。
構わず釣り開始。おほほっ、エエ感じやぞ。けど無反応。

次、ここは居るだろう。遠くから狙う。えいやっ、空中で止まった。・・・枝に。
そこだけは投げたらいかんぞと思った所に絶対行くんだよなぁ。

 思えば子供の頃からそうやった。自転車に乗って、その穴ぽこだけは注意して
と思うとそこにハマルのよね。
・・・はい、1ヶロスト。

他、一ヶ所でチェイス有ったのみ。退渓ポイントを探そうとちょい上流まで歩く。
「ドキッ!」延べ竿がいきなり目の前に。スンマセンと顔を上げるが人影が無い。
キョロキョロ捜すが気配すら感じられない。竿の横から上にあがると。
なーるほど、土建屋の資材置き場で門がキッチリ閉まっとる、で置きっ放しって分けやね。

つー事は出られんやん。また川に降りて下って退渓、こんなんばっか。

駐車場所を通り過ぎて、下流の様子を見に行く。
そこそこのポイントはあるものの退渓に困りそうなのでパス。
車へ引き返そうとした時、客を降ろしたタクシーの運転手に声を掛けられる。

運転手「・・・れろろろろ。」
ワシ  「・・・・えっ?」
運転手「つれろろろろう。」
ワシ  「え、えっ?」(何??ろろろ?)
運転手「さかな、つれんろう。」みたいな?
ワシ  「あっ、はい。何もおらんですねぇ。」・・・こんな答えで良かったんかな。
運転手「道路工事で魚、おらん。放流もしてねぇしの。」みたいな?
ワシ  「あ〜、それで。他、行ってみます。」

河岸変えやね。温泉を通り越してどんどん下る。どこ行こう。
本流まで着くと以前から気になっていた近くの支流へ。本流脇に駐車。

浅いな、ポイントもちっちゃいし。スプーンにしよっと。

おっ、チェイス。又チェイス。色変えよっかなぁ。
もういっぺんこれで。「ひょい。くるく・・ごっ。ヒーット!」ヤマメじゃん。
デジカメないから、携帯で「カシャッ!カシャッ!」テカっちゃうんだよねぇ。

嫁がふやける前に、帰ろー!

※行方不明のデジカメは道中に買い物したビニール袋の底に有った。
その時、すでにその袋はゴミ袋になっていました。
 あぶねーっ!

教訓、買い物袋は徐々にゴミ袋に変化していく。  しゅうりょー!        戻る


3月19日  事件です!

三連休の初日なのだ。
N町近辺の支流脇に駐車した時には既に12時を回っていた。

よっしゃ、釣開始。
・・・三時間釣り上がって、2チェイスのみ。崖を登って退渓。(心臓ばくばくっ、死ぬー!)

本流を覗いてみるが、地形が変わっとる。やる気しねぇ。次。

ちょっとした堰堤下に入って初ゴキ狙うがここも何故か濁りが入っとる。(?)
またまた崖を登って退渓。(ひやひや、落ちたら死ぬー!)
道路をミキサー車が走って行った。納得。

大物が潜みそうで何にも釣った事がない場所に入る。
砂に埋まっとるやんか、超チビを釣った所でやる気をなくした。
やーめた!帰ろ。

やっぱ、3月は工事が多いわ。


3月21日、三連休ももう終わりなのだ。
今日はH町まで足を伸ばすつもりで早めの出発。
と言っても家を出たのは7時半だった。

出て直ぐに携帯を忘れた事に気付いた。構わず進む。
暫く走ってウェーダーを忘れた事に気付いた。Uターン。
再び家を出たのは9時だった。意味ねぇ。

峠を越えようと細い道を進む、工事中だらけやね。
それに惑わされて道間違えてしまった。行き止まりかいっ!。Uターン。

引き返して直ぐ、ちっこい強烈な縞々模様が目に飛び込んで来た。
「えっ、何!」。ヤマセミだ。ドキドキ、、、、、
車を降りて振り返るがもういない。さっき居た所までそっと忍び寄る。
・・・ばさっ。あぁ、飛び立った。また会えるんかなぁ。護岸工事は50m下まで迫っていた。

奇跡との出会いに、今日はきっと良い日になるぞ。・・・・・と思ったのだが。

昨春、良いゴキが出たところに寄って見るが無反応。
「なんでや!」・・・もう抜かれてるから・だ・ね。

めしめしっ!
ピーク1で湯を沸かしラーメンとコーヒーで昼食。
あら?まだ12時前やん。今日は余裕だね。へへっ。

お食事ポイントから入渓、すぐ上流で工事をしているがそれほど濁っていない。
おちびさんのチェイスが再々ある、よくヒットもする・・・・が全部バレた。
濁りが強くなった所で終了。つまんねー。

下流に走る。上流に走る。トンネル抜ける。
大きい流れをやってみる。根掛りした。竿が折れた心が折れた。

あぁぁ−ん、まだ本当の目的地に着いてないもん。ガンバレわし。

雪に残った轍は無視して駐車。来たからにはヤルッ!
ULロッドにリールをセットし、重めのスプーンを結ぶ。

入渓点の開けたポイントだ。キャスト、チェイス3匹。ほっほっほぅ。行けそ。
キャースト、チェイス1匹。あれ?
ミノーにチェンジして、キャー−スト。・・・・。とほ。
軽めのスプーンにチェンジ。キャー−−スト、チェイス1。

狙いを大きく変えてキャスト。『ゴンッ!ぐりっ』。岩の陰で見えない。
慎重に寄せる、見えて来た。チェイスしていた奴らより、2回りはデカい。バラさんぞー。絶対バラすなぁ。
竿で誘導しながら、腰のタモを抜く。あれ?誘導しすぎて岸まで上がっとるよ???
出したタモの納め所に迷って、タモとヤマメを交互に見やると岸のヤマメに被せた。どうする気よ?

改めてタモに入れてお魚を見ると随分痩せてるなぁ、色も変。長さだけはある。9寸。
スプーンはスッポリ口の中に入っている。フックは口の中で鰓に掛かっていた。
鰓を傷つけぬ様、注意深くフックを外して写真撮影。弱らしてしまった。
新鮮な流れが入る小さなプール入れて釣り上がる。その後、ノーヒット。かえろー。

戻ってみるとヤマメは居なくなっていた。元気になって帰って行ったんだね。
吹っ飛ばして帰宅した。最速記録を作ったようだ。・・・・あっ、竿どうしよ。金ねーぞ。

教訓、良い出来事は悪い出来事の前兆である。
そして悪は良を覆い尽くすに十分な大きさで訪れる。
あ〜ぁ。しゅーりょー。                        戻る


3月26日   水死

一昨日からの雪が心配なのでT川の低い所へ。

以前から気になっていた川で藪の奥に堰堤を発見した。
強引に藪を突破して苔むした石積を下る、「しめしめ、足跡ないぞ。」

何とか下までたどり着いて、下流を見ると・・・「あれ?橋あんじゃん。」
下から入れたのね。堰堤下のプールを攻めるが全くの無反応。だろうね。

橋まで行って見ると川の脇には遊歩道があり下流に続いている。
少し下流までくだって川に入り、橋まで釣り上がるが1チェイスのみ。やめた!

橋を渡り遊歩道を登り道路まで出る。入口横3mに先ほど強引に突破した藪があった。
ドジなのよね、ワシって。

初めて入った支流のどん詰まりに小滝があった。
スプーンでしつこく責めるが無反応。その内、枝に引っ掛けてしまった。
ラインを切る。それは人に見られたら恥ずかしい信じられない位置にぶら下っていた。
「なんであんな所に投げたのだろう?」って絶対思うね。恥ずかしいから回収しよっと。

適当な長さの木を捜す。7フィートあれば足りる。
「んーと、ちょっと太いがこれしかないし、これでいいや。」
手首ほどの太さの枝から邪魔な小枝を払い、滝に戻るとその重くて不恰好な棒を操る。

棒にフックを刺しておいてラインを巻きつける作戦だが棒が重過ぎてうまく行かない。
作戦変更。枝に巻き付いたラインを一周解けば絡め取れるかもしれない。
スプーンを小突く、うまく行った。くるーんくるーん「もういいって!」くるーんするっぽちゃっ・・・
やっぱりドジだね、ワシって。

滝壷の神様が現れて、「お前の無くしたスプーンはこれか?」と金と銀のスプーンを差し出したがシカトして退渓した。

次の川では下流部ならどこからでも入渓可能な川なのに何故か餌釣師が釣り下がって来た。
仕方なく上流に行くと・・・川の位置が変わっていた、ポイントが埋まっていた。
悲しんでいる場合ではない、まだボーズなのだ。帰らなきゃならない時間が近づいていた。

帰り道のゴギポイントに賭てみよう。峠の手前の何時もの駐車場所は除雪の雪が覆っていた。
腹を擦るが構わず突っ込み大急ぎで川に降りる。
やや下流から入り、釣り上がるがお魚の影すら見ぬまま本命ポイントに着いた。

一投目、右脇の反転流にキャスト、何も出ない。流芯へ・・・出ない。「まずい、ボ か?」
左脇のえぐれへ・・・おっ!チェイス。同じ所へ・・・チェーイス・トウィッチ・「ヒーット!」
嬉しい。計算通りのトウィッチに乗って来た事が嬉しい。ボを逃れた事が嬉しい。やりぃ!

さらにえぐれの奥にキャスト、1m引いた所でヒット。さっきの奴より引きが強い。
寄せて見るとほぼ同サイズの22cm前後で5mm位の差しかないようだ。
二尾の色はこげ茶と薄茶で同じプールから出たのに随分違う。なんでだろ?

さらに駐車場所近くまで釣り上がる。
最後にちびヤマメがヒットした、リリースしようとフック摘むと始めて見る丸いパーマーク。
写真を撮っとこう。一枚撮ってデジカメを仕舞おうと片手で持ち替える。手の平でスピン。
「おいっ!」『ボチャ!』「うわぁ!」急いで拾い上げ水気を拭き取る。「大丈夫だろ、多分・・・。」ドジだね。

車に戻り、風通しのいい場所にデジカメを移そうと取り出す時に、またも手を滑らせ落下。
水は完璧に細部までまわっちゃったね。それは三日後に一部の不具合を残して回復はした。
・・・が最も大事な画像を撮る機能は甦らなかった。
メモリスティックだけ再生できるデジカメ。こんなのイラナイ。

今日、学んだ事。年を取ると肌は水分を失い、手の摩擦力は低下する。 しゅうりょー!        戻る



4月2日  やっぱ、フキノトウだよ

 今日は良い天気、そろそろ本流に行きたいが、家人からフキノトウのリクエストが有った。
 里ではもう蕗の花だった。源流だろな。

今日も初めての支流。峠を越え、トンネルをいっぱい抜けた、えらく遠い所に来たのだ。
その支流は地図で見て初めて存在に気付いた川なのだ。車を止めると期待一杯で川に降りた。

 「ありゃりゃ、ポイントねーぞ。」進むか逃げるか迷うが、堰堤の上を見てからにしよ。
上に出ると、やはりポイントが無かった。・・・がフキノトウはあった。よっしゃ。
両岸をキョロキョロ見ながら登ってゆく。十分な量になった頃から徐々に渓相が良くなってきた。

たまにちびの影を見たがしつこく攻める程のポイントではないのでズンズン登って行く。
暗く狭い段差を登るとにフキノトウの群生が目に飛び込んで来た。横には少し増しなポイントがあった。

さてと、どちらから攻めるか。当然、川からだね。
スプーンを落ち込みから引くと何度も付いて来るが掛からない。5投目位かやっとヒット。
腹には薄オレンジの斑点、ブルーかかった背には細かなハッキリとした白い斑点。綺麗なゴギやな。

デジカメを取り出して撮影するが、うまく撮れない。操作が不慣れな上、光量が多過ぎる。テカってしまう。
良い画像はあきらめて山菜取りに精を出す・・・もう十分なんだけど。有る物は放って置けない貧乏性じゃ

いやー、取り過ぎた。バックに仕舞って、釣りに専念しよ。

有望に思えるポイントを攻めると、何度でも出てくる。「ウブだね、こいつら。」
あれこれとアクションを与えるがバイトしない。スローのただ引きでヒットした。これも有りか。
「おや?こんなとこでヤマメかいっ!誰か放流したんやね。人のお魚を盗んだような気分だよ。
くっきりパーマークのおデブちゃんだが、ここではそんなには大きく成れんやろな。

その後、出そうな所では出たがバラシまくった。空中でぽちょーん。水中でぽろーん。涙がほろ〜ん
ふと周囲を見渡すとヤバイ雰囲気が漂っている。熊さん居るかも。雉が谷を渡った。「帰るか!」

何度も足を滑らせたがすれすれで持ち応えながら川を下った。
山葵を拾ったり、カワセミの羽根を拾ったり、ヤマドリの羽音に驚いたりしながら車にたどり着いた。

本流を覗くと良さそ。今度やって見よう。さて、帰りましょ。

今日、痛感した事。  桃源郷など無い! しゅうりょー。        戻る


4月9日  源流&本流

そろそろ本流かも。タラの芽もええかも。

 本日も真昼間からの出撃。まずは高速からチラッと見えた川へ。
勘を頼りに川に到着。早速、身支度してラインを結びながら川を横目で・・・。
・・・?。あーれー?。何で?。流れが逆だ・・・?
カーナビの縮尺を上げて行くと「あっちゃー、別水系じゃ。アホじゃね。」とっとと退散。

里川で道草して見る。
苦労して入渓し釣り上がって行くと絶好のポイントに釣師。「もぉう、やめたやめた。」
川から上がるとさっきの釣師がカブで帰って行った。「んじゃ、もいっぺん降りよ」

堰堤にちびあまごが二匹ボッケーと浮いていた。絶対釣れん奴やね。
ルアーへの反応を見たかったのでチェンジを繰り返しながら探っていく。
わずかにチェイスしてくるスプーンは有った。・・・が、どれか忘れた。意味無いよー。

ならタラの芽探しやね。ありそうな所にはやはり所にあったね。でもチッコ過ぎだね。
来週まで待とう。「わしのんじゃけぇ、誰も盗るなぁ。」

本流を目指すがまたも寄り道。何時も目的地に着くのがタイムリミット直前だもんなぁ。
と思いつつも、やはり気になる所は潰して置かねば成るまい。

ふーん、ショボイ流れだね。源流の入り口に降りる。
その昔、いっつも友人が入っていた場所でわしには来いと言わなかった所なのだ。
ところが、登るに連れて渓相が良くなって来るよ。お魚の反応も良くなって来たね。
「やっこさん」いいとこ独り占めしてたんだね。今度問い詰めてやる!

いやいや、止めとこ。奴はバリバリのキープマンだった。「ゴギが一番うまいぞ。」ってよく言ってるし。
下手に思い出させると「また行きたい。」なんて言い出すかも。聞かれたら水が涸れてた事にしよう。

ここのゴギ君たち、忍者釣りしている限り何度でも出てくる。バラすか顔見られると流石に出てこない。
ヘタッピーの僕にはありがたい事です。元気なグラマーに遊んでもらいました。源流もいいね。

ようやく本流に着いたのは4時半だった。大急ぎでポイントへ、今日は一段と澄んでるね。
オリジナルカラー(表現できん変な色)で適当にウエイトを仕込んだルアーを使ってみる。
おお、エエ感じで泳ぎよるわい。 「わっ!」・・・・・・・デカイの付いて来とった。
ルアーの動きばっかり見て回収しよったら『ぐりん』って、底の方で『ぐりん』て帰ってった。

合流点まで移動して、本命ポイント行くと釣師が座り込んでいた。粘りそうだな。浮木着けてるし。
上のポイントをやったら帰ろう。

下流から超遠投。逆光で何も見えん、ラインの角度から位置を推測しながら目で追って要ると。
「ぎゃ!」・・・・・白いヒレが反転した。こんなポイントに居るの?わからんもんだ・・・。帰ろ。

今日、心に誓った事。今月中に本流で尺上を出すぞ!  しゅうりょー。       戻る


4月16日  やっぱ、タラの芽だよ

 今日は徳佐でりんごを買い、タラの芽を採ってから川に向かう。忙しいのだ。

りんごゲット、3個オマケを貰った。おばちゃん、いつもありがとう。
大回りになるが、目を着けていたタラの芽ポイントへ向かう。
・・・が、やはり、すべて採(盗?)られた後だった。

仕方なくタラの芽の有りそうな川に入る。
瀬がだらだら続き、たまにある巻き込みにミノーを通すが反応は皆無だった。
一度、強いアタリと黒い影を見た・・・がバラしてしまった。集中力が足りないね。
周囲の食材に目を配りながらの釣りは疲れてしまう。

目論み通りタラの芽ポイントがあった。たくさん有った。若い植樹林と競い天高く伸びていた。
採れる物だけ採って、食べ頃に育った4m上の獲物の回りをぐるぐる意味無く回って見た。
「あきらめよう・・・」物欲しげに振り返りながら更に上流を目指した。

周囲が源流特有の風景に変わった。ゴギ君の臭いがプンプンするぞ。
よっしゃ!来た!・・・ヤマメだった。「バカな!」ゴギ域で釣るヤマメは気分が良くない。

何度も黒い影が走った。あまりにも小さなゴギ君たち。。。みんな日向ぼっこをしていた様だ。
チビゴギを数匹釣ったところで、好転する事は無いだろうと判断して撤収。
「タラの芽、取ったからいいよ。」・・・・・。

本命ポイントに着いたのは5時過ぎだった。先週、浮釣師が居て出来なかったポイントに入る。
一投目 い、いた!がUターン、次も付いて来たがUターン。「Uターン禁止じゃ、アホ!! 

  ※不適切な表現があった事をお詫びいたします。 Study to be Quiet です。

川から上がり、車の脇で帰り支度をしていると近所の爺様がやって来た。

釣師「こんにちわ!ダメですねぇ。」
爺様「だめじゃろ、ここには居らん。網入れても入らん。」
釣師「でも、釣れたら大きいですからねぇ」
爺様「うん、あゆ釣りでたまに30cmが掛る、釣れりゃぁ大きいけど、あんまり居らん。」
釣師「ちっちゃいの釣っても、しょうがないしねー。」  なんていっぱしの釣師の様な発言をしてしまった。
爺様「あそこのあの辺りが大きい、あそこのあの前もエエ。」と大物ポイントを教えてくれた。
釣師「そうですか!知らんかった。今度行って見ます。」

お礼を言って車に乗り込んだ。まだやった事が無い場所だった。
それは大昔の話じゃないだろうか?そんな疑問も残るが、来週は調査だね。帰ろー。

今日、感じた事。『良い写真が撮れなかった。』事が一番寂しいよ。 しゅうりょー。       戻る


4月23日  鯉とアマゴとゴギ

今日は爺様の大物ポイントに向かうのだ。

また、りんごを買いに寄ったら3個オマケくれた。わしに気があるんか?

その川の合流点で駐車場所を探すが、どうもご近所様にご迷惑掛けそう。
やや下流の道路脇に停め、本線から入渓。

川を覗いて見た。錦鯉が優雅に泳いでいた。ここか?某氏の場所は。
キャストを繰り返すが何となく釣れる気がしない。
んで、錦鯉に向かってキャスト。まったく気も停めてないよ。『どきっ』とか、せんの?
巻き巻きすると、少し重かった。カワムツ君、もう食ってたのね。きみは相手してくれんで良しっ。

上流のポイントに向かって歩く。遠いね。途中ポイントないし。
いい具合のポイントがあった、釣れそう。本気出すぞぅ。
少しずつトレースラインを変えながらキャストを繰り返す。

『ガツ!ジィーーー。フッ。 かぁー!やっちゃったよ。アワセが甘かった。
タックル準備中にドラッグ緩めたのが適当過ぎたようだ。

合流点に到着。今からが本番なのだが、大物ポイントの感じがしない。
今朝の足跡があった。もちろん気にしない。何時ものことだし。

たまーーに、アマゴが釣れた。20センチ弱ばかり、飽きてきちゃった。
退渓したいのだが、上の畑には柵が張ってあり道に出るのは難しそう。
しかたなく、延々と続く柵の切れ目を捜しながら急いで釣り上がる。

退渓出来そうな所まで来ると、大物が出そうな雰囲気が漂っている。
もう少しやって見よう。暫らく歩くと堰堤が現れた。出そうな感じ。かな?
しばらくルアーをチェンジしながらキャストを繰り返すが無反応。
スプーンの超スローただ引きに突然来た。が、やはり同サイズ。

移動して次の爺様の大物ポイントに入ったがゴキ域の様な気がする。
小さな堰堤が連続してあり結構疲れる。釣れんし。
諦めかけた頃、流芯に入れたスプーンにヒット。重量感のある引きを楽しんだ。
上げてみると23cmほどのデップリしたゴギ君だった。

その後、左右の護岸が高くなり遡行困難の為、撤収。

結論:爺様の大物ポイントは50年前の話なのでしょう。  しゅーりょー。       戻る


4月30日  ガイド失格

 『エエ男に書いてごしないね(^^ゞ』 掲示板にこんな書き込みがあった。
     逆らうと怖いので、思いっきりエエ男に書いてみた。

 本日はエエ男カイヲ氏をご案内するのです。
去年は厳しかったけど、今年はどっかなぁ〜。随分、雨が降ってないしなぁ。

 集合場所に着くとそれらしい車があった。
エエ男カイヲ氏は昨日も一日釣りをしていたらしく、お疲れで爆睡中のようだ。
約束の時間にはまだ早いので、少し横になって時間を過す。

そろそろ起こそうと車を覗くとエエ男カイヲ氏は天使のようにすやすやと眠っていた。
ウィンドウを叩いてもピクリともしない。死んどるんか?
仕方が無いのでр入れると水揚げされたマグロの様にドタドタと携帯を捜している。
ごめんねー、驚かせちゃったね。

朝一、僕の大好きな所に入る。
エエ男カイヲ氏は昔来た事あるそうな。ガイドになっちょらんぞ。
ヤマメのヒレピンが釣れるところの筈なのだが、何故か釣れるのはゴギだった。
僕の少ない経験からここはスプーンが有利と思い込んでいたが、
エエエロカイヲ氏は得意のミノーで数匹釣られたようだが、僕の方はチビゴギが釣れただけだった。

退渓後、僕のドジ発覚。入渓点の車に退渓点の僕の車のキーを忘れとるぅ〜。
せっかくの配車が無駄になり、てくてく歩いて戻った。ごめんねー

次は本流にご案内。あらら、ここもやった事あるそうな。
どうにも水量不足で按配が宜しくない。チビヤマメがちょこっと釣れただけだった。
ウゥ〜。こりゃ、きびしいぞ。

そんじゃ大移動。途中でラーメン休憩。
改めて氏を見るとピンクのジャージじゃないよ?ちょっと残念だった。

食事が済むと、そこから入渓。
あまり高低差の無い川だが、たまにあるポイントにはゴギが着いていた。
エエエロカイヲ氏がトラブッている間に、美ごぎが釣れた。
ちょっとバツが悪かったが、うれしかった。きれいなごぎだ。でへっ。

地図を見て気になっていた川に入ってみるが、水量不足で退散。
わしの釣りって何時も行き当たりばったりなのよね。

ではと、本流ポイントにご案内したが水量足らねー。僕らの活性も一気に下がる。

それじゃ、取って置きのごぎポイントに。
ゲッ!新しい足跡。抜かれてたらマズイぞ。
しっかり抜かれとる、なーんも出てこん、チビが二ヶ釣れただけ。それもわしに。ごめんねー

やや下流に転戦するも撃沈。またもや今年もガイド失敗です。申し訳ないっす。かえろー。

次回の為に来週からリサーチじゃー。   しゅうりょ−。       戻る

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