渓の童子

管理釣り場釣行記

平成18年10月21日 FLT

管釣りバトル☆桜フィーバー ”P’s day”

管釣りシーズンを向かえ、今年も恒例のバトルが行われようとしていた。

やまめ村で自主トレを済ませ、自信満々でこの日を迎えたのだが、 直前情報では、虹鱒は渋くは代わりにサクラマスを大量放流しているらしい。

スプーンのみ準備していたが、急遽、渓流用ミノーを追加して出発した。

未明の中国道は空いてる。

この時間帯なら、すっ飛ばすことも可能だが、賢い童子はそんな事はしない。
昼間の高速道であれば人迷惑な、低速エコノミー走行で走り切った。

燃費20%アップです。お試しあれ。

早朝、5時半には現地へ一番乗りして仮眠をとる。

6時半、カイヲ氏からメール。

「お き て ♥」(・・・・・・・・・・。)

タックルをセットし、受付を済ませると二人で護岸のやや奥に釣り座を構えた。 まだ現れぬ、ぷー氏は最強ロッドを振り回す予定らしいので混雑する場所は避けてるべきであろう。

まずは噂のサクラマスに的を絞って、渓流用ミノーを結び、トゥイッチ、トゥイッチ、トゥイッチ〜。
こんなんでいいのだろうか?どうも半信半疑のトゥイッチは中途半端でぐずぐずである。

なんて思っている内にカイヲ氏が2連発。
やばっ!と思いながらも、確信のトゥイッチに変わるとゾロゾロとチェイスがある。が、掛かんねぇ〜。

さーて、こ奴等をバイトに持ち込むにはどうしたものか。・・・・。

チェイスを視認できる所で、「おら、おら、おらー!」とやって見たら食ったよ。(???)

確かにサクラマスである。尾鰭は見ちゃならぬ!

ミノーをチェンジしても例の「おら、おら、おらー!」で変わりなく食い、 まんまとカイヲ氏を逆転して、ちょっと鼻が伸びて来た。

そこで、 ぷー氏の登場である。

ミノーで釣れる故伝えると・・・。

ぷー氏の目の奥が「キランッ!」と光った。

・・・まさかここから逆転はないよね。

しかし、組んだベイトタックルを見て、ちょっと安心。
ぶっといラインにぶっといミノー。お魚のサイズに合ってませんって。

ところが、トンでもなかった。ま、釣るは釣るは、あっと言う間にすぐ背後まで迫って来た。

しかし、日が差し始めると、食いが落ちて来た。

もう、大丈夫。奴等もスレ切ったに違いないと虹鱒狙いに切り替えた。

逆転されたら、またミノーを結べば何とかなるんじゃない?

10時過ぎ、食いも落ちダレ切っていた。

奥のカイヲ氏は寝ながらスプーンを引く。

中のぷー氏はベイトリール分解中。

手前のさかなちゃんは爆睡。
竿受けにされてるし。

私は虹を狙うが1時間に1匹のペースって所か。

さすがにおいちゃんもダレて来たよ。

なぜか、また、サクラマスの食いが立ち始めた。群れが通った時に沖目で当っているようだ。

ぷー氏に逆転された所でミノーを結び対抗したいが、ペースが違いすぎる。私が一匹釣る間に三匹釣っている。

横目で観察しているが、特に変わった事をしている風でもなく、 おやっ?と思うとお魚がフッキングしている。 それは磁石に吸い寄せられるオモチャの釣り遊びに似ている。不思議だ・・・・?

写真はカイヲ氏の意外に使える2.5ftロッドと私の超高級ランディングネット(\788)

ぷー氏の勢いは衰えない。

カイヲ氏も何を悟ったのか、次々に掛け始めた。

私はと言えば・・・。
すでにぷー氏を追う事を諦め、一発逆転のデカ虹狙いに切り替えでスプーンを淡々と引いていた。

何とか最後の一匹をと頑張って見たが、当たる事無く終了を告げるユーミンの何とか(?)って曲が流れ始めた。

しゅーりょー!!!

※カイヲ氏のレポはコチラから

下記の件に付きまして、訂正してお詫び申し上げます。

『本番では進化した童子を見せる事が出来るでしょう。心してかかって来なさい。』 (前回レポより)

この発言は勘違いでございました。

今回はぷー殿の一人勝ちで異論はないでしょう。

おいちゃん’ら’、次は負けんで〜。また、みんなで遊びましょ♪

さて、童子の日は来るのだろうか・・・・。

※近日中にFLTに行かれる方は遠投可能なミノーとそれに見合ったロッドをお忘れなく。
合言葉はトゥイッチ、トゥイッチ〜ですぞ!!

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