渓の童子

2006 釣行記

平成18年9月23日 日野川水系

06最終釣行 日野川監視活動(代理)

遠征なのである。
日野川監視活動を強化せねばならない時期にサボってる面々に替わり、私が行かなくてはならぬのぢゃ。
23時出発、のんびりと東へ向かう。

庄原ICを降りると何と気温は9℃、見間違いかなと思ったが県境は10℃。
こっち寒いよなぁ。

地図を確認して決めた本流上流部の脇道に車を止める。
そう、朝は本流を攻めながら下って行く作戦なのだ。
それにしても、薄気味悪い所に駐車してしまった。
こんな所じゃ眠れやしない、などと思って目を閉じ、そして開けるともう朝。寝とるや〜ん。

あまご?

一ヶ月振りに戦闘服に着替えるが、まだ目が覚め切っておらず、ヨタヨタである。 やはり寒いので、ウインドブレーカを着込む。

目星を着けていた堰堤が見える。
ショボイ堰堤だった。こりゃ失敗。

側溝の縁を足場にキャストしながら堰堤に向かう。

瀬で二匹のおちびが釣れた。
ま、ボーズでは無くなったからいいかっ!

これはキープ

そして下流に大移動。

某橋のポイントにはルアーマンが入っている。

その下流の初めての場所に入る。
新入荷の大物対応ロッドに持ち替えて、第一投。
だめじゃんコレ。トウィッチングで手首に負担が大きい。

本流しゅーりょー。2ヶ所、1.5時間位やったよ。
←これ本流に行った証拠の品。枝に引っ掛けた時、使えそう。

もう行かない渓

で、支流に大移動。

カイヲ氏から情報を頂いた場所に行く前に、ちょいとこんな所へ寄り道。

入渓ポイントを捜して歩いた歩いた、下流に向かっているのに登ったり下ったり、 帰りは川の中だからと、我慢して歩く。

渓に着くとこんな感じ。
写真をよーく見て欲しい、岩の角は無くすべて丸く川側へ傾斜している。 ここだけじゃない、移動した所、すべてがこうなのだ。
コレを高巻いたり、ヘツッたり。や、怖い怖い。

苦労しても報われないし。退渓ぢゃ。

上がれそうな場所を選んで歩いていると結局は入渓ポイント付近に戻ってしまった。

また、あの上り下りを歩き、ヘトヘトになって車まで戻った。

素直に知ってるトコに行こっと。

何度か連れて来てもらった所へ移動する。

最初の岩魚26cm

暑くなった体を巨大シャワーでクールダウンしてから渓に降りる。

最初のポイントで岩陰から何度もアタックして来た。
しかし、ミノーにかすりもしない。
カラーを変えたら一発で食って来た。

秋のお魚は元気だった。
右に左に暴れ回って楽しませてくれた。

あまり警戒心のない出方をしているので、これはイケるかもと、 下の小滝のポイントまで下って見た。

上同

横から粗方考えられるラインはトレースして見たがアタリはない。

思い出した。ここは瀬尻で食うことが多いと去年案内頂いた餌釣り師さんがおっしゃってたな。

瀬尻スレスレまで慎重に曳くと『ゴンッ!』。いっきに抜くと先程と同サイズが竿先から50cmの所にブーラブラ。

足場にしていた丸石の上でポージングをお願いしたが、『イヤンッ!』と一発尻を振り、帰って行ってしまった。

カイヲ氏バージョン 夏彦氏バージョン

こんなカットも入れとこ。

左は某ルアーマン風。
右は某餌釣り師風。

蟲乾し

これは某童子風。

足腰は予想以上に弱っているようだ。ただの尻餅だったが、 起き上がろうと踏ん張ると何故か後ろへゴロリと背中を着いた。
そのまま一回転しそう所を必死に耐えた。

で、この始末。

食事休憩の間に脱いで広げた。

晴天強風ですぐに乾いた。

※ココでレインウェア紛失、帰宅後、気が付いた。

上流に移動するが、入り口が分からず二往復し、前を通る事五回目でようやく林道に入ることが出来た。

まずは堰堤の高い足場からディーブ系ミノーを曳くとすぐに食いついた。
ここで撮影していたら、お魚の命取りに成りかねないので、すぐにリリース。

そして渓に入ると、凄い透明度。
←こんなにスケスケ。水中から釣り師を見る。

最後の堰堤でゾロゾロ着いて来た内の一匹を釣るに留まった。

子猫、捨て猫?

陽は傾き始めている。
本流を見ながら上流へ移動するが、どこも鮎師でいっぱいである。
朝通った某橋まで来ると駐車スペースは空いている。

車から降りると近くで鳥がうるさく鳴いている。
釣り場で良く聞く泣き声。『みゃー、みゃー』。
ん?川にウミネコ居ないよなぁ?

植え込みを覗くと子猫が四匹。
何人もの釣り師がこいつを見たんだろうな、 何て思っていたら、やはり、心優しき釣り人→ コチラ←に保護されていた。残念ながら数日後、逝ってしまったようです。

ハンザキ

本流を終えると17時半。(モチ、反応なし)
まずい、もう一箇所、間に合うか。

林道に突入した時にはグラサンで見える時間帯ではない。

入渓ポイントが分からず、適当に突っ込んで行くと堰堤に出た。

こんな大物が居た。70cmは有りそ。
近くに足を置いて撮ろうと思ったが、相手は一度喰い付いたら離さない 『半裂』 である。思いとどまった。 シューズに喰らいついた天然記念物を引きずって歩く事になったら叶わぬ。
さて、暗くならぬ内に上がるべ。

しゅーりょー!! 監視業務報告:大物いませんわ。

今回のタックル。。
上から源流&小沢用/上流&渓流/大物対応。どうしても赤い竿の使い良さが際立ってしまいます。

タックル

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