渓の童子

2007 渓流釣行記

平成19年6月9,10日 高津川水系あっちこっち

6/9 鮎師のいない上流へ

朝の野暮用を済ませたのは11時だった。

源流、一本なら何とかなるかな?

峠を越えると上流部の人気ポイントの駐車スペースが空いていた。

予定を忘れて飛び込んでいた。

少し下流から入ってみた。竿出しは2時。

最初のポイントでゴギ、次のポイントでアマゴ、次はヤマメ。

意外に活性が高い?

大場所のごぎ

いや、単に皆さんがつついて無いだけ。

その証拠に駐車スペースから上は全く出なくなった。

で、最終の開けたポイントでやっとゴギ7寸超。

源流の入渓ポイントへ急ぐ。

花

途中の本流ポイントは鮎釣り師たちがちらほら。

思ったより少ない、鮎もあまり良くないのだろうか?

林道に突入すると左右から伸びた、枝に行く手を阻まれるが、強引に車の鼻先を突っ込んで行く。

車が通った形跡が無いので期待したが・・・。

源流ゴギ

不思議なパターンだった。

どんなにいいポイントでも出ない所は全く出ない。

ところが一匹釣れると続けて釣れる。

サイズはチビ多数。

7寸は超えなかったのではなかろうか。

最終の滝を見る事無く、疲れて退散した。


6/10 里川は清々しいのだ!

そして翌日。

嫁とワンコを釣れて、温泉&蛍ツアーへ出かけた。

匹見川本流は水溜りだった。渇水は着実に進んでいるようだ。

温泉に到着したのは11時半。

早めの昼食を済ませて支流へ急ぐ。

里川

大支流の出会いから川を見ながら上流へ車を走らせる。

堰堤下に駐車スペースを見付けて川へ入った。

ここ足跡だらけ、堰堤を越えるとザラ瀬が続いている。

たまにはこんな所もいいだろう。

アマゴ

ザラ瀬のちょっとした深みにルアーを通すとチビヤマメがことごとく着いていた。

運悪く掛かってしまうヤツもいたが、チェイスを確認すると素早くピックアップしてどんどん上流へ。

里川から渓流の雰囲気が混ざり始めた頃、やっとアマゴ7寸。

パーマークが一個『こけた』ヤマメ

次第に大石が増えて、遡行が難しくなってくるが、渇水で普通の状態では通れない所もジャブジャブと渡って行けた。

しかし、大物がひそみそうなポイントでもチェイスを含めても7寸が限度だった。

川岸に足跡が増え始めて退渓としたが、 気持ちの良い渓に時間を忘れていた様で、なんと3時間半も経っていたのだった。

しゅーりょー


温泉にゆっくり浸かり、匹見を後にする。

以前から目を付けていた津和野川のホタルポイントへ着いたのは8時過ぎ、丁度いい時間である。

ヘッドライトを落とすと・・・・・・うわっ、スッゲー!!

川の両岸で繰り広げられる光の大合唱、生涯最高のホタル狩りであった。

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