渓の童子 |
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2007 渓流釣行記 | ||
平成19年8月25日 高津川水系支流 高津最終日もう最終日だった。 こんな日くらいは、早朝から一発狙ってみたいではないか。 今シーズン、3度目の早朝出撃である。 ん?良く考えると3回とも同行者がいる時か。 まったく、グウタラな釣り師だなぁ。 こんな事やあんな事(釣るであろうお魚の事)を考えながら、集合時間30分前に到着した。 今日の同行者『熊の湯』氏はすでに着いて就寝中。 おとなしく夜明けをまった。 先週の釣りを終えた時点では今週はこんなに遠くまで来る気は無かったのだが、熊氏の前回の尺上を見て気が変わった。 『今度、案内するように(爆)』と掲示板に書き込むと、詳細な情報メールを頂いた。 驚いた事に大物ポイントと認識しているが”大した釣果のない”何度も行っているポイントであった。 では、確かめねばなるまい。秋のあのポイントと熊氏の釣りを。 同行のお願いに快く応じて頂いた熊氏に感謝。 で、朝のご挨拶を済ませると・・・。 もう2匹釣れた。 ![]() 幅広ヤマメ君と日光岩魚君。 数年前(多分5555)のカウプレである。 この二匹に安心した訳ではないが・・・。 まあその・・・。 釣行記を書くに困る有様で・・・。 ここで読むの止めても構いませんですよ。 さて、マズメ時。 私のリクエストによる某堰堤下。 突撃ぢゃ! なぬ? 熊氏は厠へ爆弾を落としに行った。 やんわりと私にポイントを譲ってくれたのかな? これは何とか一発決めなければ! 先ずは遠くから数投。シーーーーーーン。 近付いて隅から隅まで投げ倒した。シーーーーーン。 それはそれは立派な鮎が引っ掛かって来ただけだった。 そこで熊氏登場。 落ち着いてルアーを曳き、落ち着いてミミズを流し・・・。 あの・・・もう私がポイント潰してますから・・・スンマセン。 さてさて、移動ぢゃ。 うおっ、聞きしに勝る激戦区、やっと見つけた空き区間に入る。 川に立った。 え?熊氏またも爆弾を・・・。な、なんだこの人は。 振り返る訳にもゆかず、ただただ前を向かうしかないのだった。 そのまま私が常に先行。 「あは、熊隊長、チェイス有りました。敵討ちお願いします。」 「はいはい、アータの見たのはこれですね。」と一匹目。 「うふ、熊隊長、元気いっぱいのチェイス有りました。お願いします。」 「はいはい、本当に元気ですね。ほれ。」と二匹目。 いやいや、まったく。 数少ないが、やる気十分のチェイスをバイトまで持っていく事も出来ないまま、日は高く上り『ボ』の影がちらついていた。 ![]() ここもルアー有利の絶好のポイントである。 良型のチェイスがあったが、・・泣。 熊隊長もそろそろ茹で上がって来た。 さて、上がって飯するべ。 ![]() 食事後、しばらく熊氏の視線を感じながら一人で川を歩いた。 そして川の中で熊氏とお別れする。 その渓は泥で埋まり潰れていた。 ボーズだった。何とかしなくては。 近くの小渓を思い出して行って見た。 もはや思いは「ボ」逃れだった。 ![]() しかし、ここも泥で埋まっていた。 惨憺たる有様であるがチビが少しはいた。 やっと釣れたのは、「幅広ヤマメ」+「日光岩魚」のサイズであった。 ほぼ”ボ”にて今シーズン、、、 しゅーりょー 最終日にもかかわらず、暑い中お付き合い頂きました熊の湯殿、ありがとうございます。 来シーズンは”不覚”にも漏らしてしまったアノ谷へご案内しましょう。 これにこりずにお付き合いくださいませ。 |
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