渓の童子

2007 渓流釣行記

平成19年9月8日 筑後川水系玖珠川支流

九州初上陸

涼を求めて(なぜか)南へ下ってみた。頼みはこちら『リバーイン』の僅かな情報のみである。

水
二面護岸

午前11時。

着いた所は両面護岸のこんな所。

本当にここでいいのか?

とりあえず降りて魚影を確認する。

白のレガシーのドライバーがこちらを見ながらゆっくり往復して行った。

ここも釣り人が多いのだろうか?

あまご

護岸の切れ目がなく降りる所が無い。
木の枝を頼りに強引に突破した。

しばらく歩いて釣れたのがアマゴでガクッ!

ちびヤマメ

片側の護岸が切れたカーブのポイントでヤマメ。

ほっとした。

それにしても遡行は難しくないが、川に上り降り出来る所がほとんど無い。

直ぐに戻るつもりで何も用意せず入ったので、腹は減るわ喉は渇くわ、もう大変。

川を戻るのもつらいので、限界まで遡行してみる事にした。

三兄弟の下二人

堰堤下の蛇行した流れで三発。

最初に当った、長兄はバラシだった。

薄赤くに色付いた美形のヤマメ。

ここで釣れるヤマメ達のパーマークはくっきりとして均整がとれている。

ここへ来て良かった。

暑い お昼

ようやく橋が見えて川を脱出できたが、戻る道が分からずどちらに行くか迷っていると先程の白のレガシーが通り掛った。

お話を伺うと、朝、尺上を釣ったとか。
そのポイントまで教えてくれた。

車に戻って食事を済ます。

でぶヤマメ1

食事後、レガシー氏の尺上ポイントを目指して川を下って見た。

ボサ下をダウンでチビ一匹。

ちょっとした流れ込みで8寸ちょっとのデブヤマメ。

掛けた時も掬った時もこれは9寸と思ったが・・・。

よ〜く見ると納得できた。

でぶヤマメ2

尾鰭ちっちぇー。

更に下って行くと深くなって動けなくなった。

上流に戻る途中、先程の流れ込みをアップにキャストしてみる。

何度もチェイスしてくるのが見えるが掛からない。

みなさんが手を着けなかったポイントなのか、スレていないようだ。

手を変え品を変え、やっとシェイキングに乗って来たが、すぐにバレた。

葦を掻き分け護岸をよじ登り、道に出た。

橋の下にレガシー氏の尺上ポイントの堰堤が見える。

堰堤のプールって言っていたが、上?下?

上は強烈に入り難い上に、昼間では難しいポイントに思える。

下に入ろうと歩いていると立札が目に入った。あれれ?禁漁?

あきらめて上流に車を走らせているとレガシー氏発見。

堰堤の立札について聞いてみるとこの周辺には禁漁区間は無いとの事。

よーく思い出して見ると禁漁とは書いていなかった。

他の言葉から禁漁を連想してしまった私の早合点であった。

失敗失敗。

上流の入渓ポイントを教えて頂いて、そちらに向かった。

山岳ヤマメ

山岳渓流の雰囲気。
高津ならゴギ域だがここはヤマメだけのはず。

チビのチェイスがチラホラと視認できた。

一匹を釣るまで登ってみる。

釣っても、みんな途中でポロッ。

時間を食ったが、やっと撮影して。

しゅーりょー


あ〜、たのしかった。

護岸と葦には参りましたが、お魚は元気です。

レガシー氏によれば、レギュラーは20cmとの事ですが、尺も狙えるポイントが点在しています。

今シーズン行けるかどうか分かりませんが、またいつか挑戦したいと思います。

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