渓の童子

2008 渓流釣行記

平成20年4月19日 高津川上流源流

パトロールの人

峠を越えると雨だった

峠を越えると雨だった。

合羽を着込んで上流域を遡行したが、全くお魚は出なかった。 最後と決めた堰堤下で1匹バラしてしまい、まだ他のお魚が居るかも知れないとシツコク釣っていた。

すると、一台の車が直ぐ上の道路に止まった。

しかし、一向に人が下りて来ないし動き出す気配も無い、運転席は見えないが、助手席に何かの道具らしい物をつんでいる。 パイプ状で金属色、そして赤と青、、、、パイプ椅子???
釣り人かな?

堰堤の横から道路に上がると車は消えていた。ナンだったんだ?

車に戻り上流に移動していると、さっきの車がトロトロと走っている。 後から来た私の車に気付くと路肩に避けてくれた。入渓できる場所を探しているのか?

私の入りたかった源流の入口に着くと一台の車が止まっていた。 上に入った可能性があるので、仕方なくUターンして他の場所を探す事にした。

しばらく下ると、先程のアノ車がゆっくりと登ってくる。
見えた!!
助手席のパイプ状のアレは、高枝切バサミだった。

つまり、タラの芽を探しながらゆっくり走っていたのだ。納得。

まだ早いでしょ?

支流に入ってこんな感じ。いまだチビネットの枠超えなし。

iroiro

釣りを終えて、林道を歩いて下っていると・・・。

ここのタラの芽はもう大きくなり過ぎている位だった。

高枝切バサミのおじさんは正しいのだ。

手の届く所は採った。

少し下った所に有った沢山の高いタラの木の先は白い断面が見えていた。

おじさんはこんな所にも来た様だ。

次回は私も高枝切バサミを・・・。

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