意外と大場所がいい？

本日は温泉でのんびりツアーである。
もちろん私は釣りで、のんびりするのは嫁とワンコ。

昼前に本流に下りて見たが、流れが強すぎて早々にあきらめた。

嫁を温泉におろすと、上流の支流に急ぐ。
目的の支流周辺でフライマンを三人見かけたので本線は入ったあとだろう。
フライでは釣り難い支流に突入してみた。

最近、入ったような形跡は無いのだが、やけに魚影が薄い。
この渓の核心部の階段状の小滝は水量が多すぎて釣りにならず、ルアーも入れずに素通り。
淵では全くダメ。瀬で7寸に足らないアマゴ少々の釣果であった。

午後3時前、某所に向かって車を走らす。

道路下の渓はエメラルドグリーンに輝いていた。
あまりに綺麗過ぎて、釣り人は竿を出すのを躊躇っているのか、釣り師の姿を見つける事は少ない。
かくいう私も釣り時間15分で前ノメリの大転倒をやらかして以来、敬遠していた区間である。

モノは試しだ。思い立って最初の駐車スペースに車を止めた。

直ぐ横の護岸をズリ落ちる様に強引に降りる。
5ftロッドでDコン5ｃｍを目一杯キャストしなければならない規模のポイントが連続している。
白泡がヨレに変わり、瀬にぶつかる前の大石が点在する地点をポイントと見て、ミノーを通す。

狙い通りのラインをトレースして、ターンを始める所で、、、キラン！

三ヶ所の落ち込みで7寸各1匹ずつのお魚をキャッチして退渓した。
開けたポイントに美しい川。
お魚は小ぶりだが中々の肉付きでいい引きをする。
時間に余裕のある時、ゆっくり遡行してみるとオモシロイかも知れない。

支流のお魚（上）と本流上流部のお魚（下）。
ミツバチは花に埋れて幸せそう。