渓の童子

2010 渓流釣行記

平成22年3月6日 高津川源流部

本命ゲット。おまけもゲット。

例年のごとく盛り上がりに欠けるスタートである。
解禁だからイチオ行っとくか的釣行である。

目的地はフキノトウが採れる所。
その周辺で釣りもするが別に釣れなくても構わない。と、ヨユーだ。

目標フキノトウいっぱい、ゴギ一匹なのである。


前日は一日中雨で当日も午前中は降水確率が高い。

ちゅ事で、のんびり10時半スタート。

お日様が顔を見せ始めた峠道に着いたのは12時前であった。
そこから超スローなキョロキョロ脇見運転である。


食い頃

鮮やかな黄緑を見つけては車を止めて物色。

それでも後続車は一台も通る事無く。

それどころかカメラを構えては止まるバードウォッチャーらしき先行車に追い付き、追い越したり追い越されたりの超スローカーチェイスが繰り広げられた。

ゴギ沢の入口に着く頃には、ほぼ満足な量を確保。

まだ入っていません

この沢の上の方にもフキノトウポイントがあるので、そこまでは川の中を歩く事にする。

最初のポイントで色黒のチビゴギが釣れて、今日はイレグイかと思いきや小さな落ち込みでは全く反応なしである。

初期スプーン論を実践し、高実績、高信頼のスプーンを駆使しても区切りのポイントまでたったの3匹であった。

まだ入っていません

初釣りとしては良い方である。

そしていつも沢山ゴギが溜まる堰堤下のポイントに到着。

ランディングネットを準備してからキャスト開始である。

溜まってきた

数投目までは連続ヒット。

ネットの中に貯まったお魚が一斉に同じ方向に泳ぐとネットごと移動して行く。

無心にキャストしていると、目の端にその逃走中のネットが見えた。

大慌てでネット持ち上げ、つい笑ってしまう。

一匹ずつ、姿を確めながらリリース。
6匹釣っていた。

本日最大

そして最長寸の君は居残りで撮影会へ。

この辺りのゴギの特徴を持った7寸半程の魚体。

うん、パーフェクト。

ゴギの赤い尾鰭

赤い縁の尾鰭が美しい。

すべてのお魚をリリースしてから、同ポイントに数投するとまた1匹釣れた。

連絡網はない様だ。
おかげで二桁に突入である。

霧雨

その後、5、6匹釣り、道路が川に近付いた所で林道に上がる。

やけに暗くなったと思ったら、霧雨が降り始めていた。

林道を下る時も、下を向いて歩く事は忘れない。

しかし一昨年の採取ポイントは不作であった。

まだ入っていません

そして帰途につく

薄暗くなった帰り道とて、見えれば止まるさ。

しゅーりょー

本日、解禁後、最初の休日にもかかわらず、一人の釣り人にも出会わず。

みんな、どこ行ったん?


私の好きな支流沿いを走って帰りましたが、河川工事二ヶ所。
一ヶ所はいいポイントをぶっ潰してる風でした。仕方ないね。

さーて、次はどこいこ。

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