渓の童子

2010 渓流釣行記

平成22年9月23日 玖珠川支流あちこち

最終釣行かもね

天気予報が悪く一度は釣行をあきらめていた。

前日は天気予報大外れで大した雨は降らず、悪くない天気であった。
明日も予報を外して好天になる。と、予測して早朝出発した相変わらずのアンポンタンである。

道中は一時ワイパーが間に合わないほどの大雨。
雨の上がった山越えルートは台風の通過後のような有様で、路面を選択しながらの走行であった。

これで釣りになるのだろうか。


チビだけ

狙いの川はやや増水の濁りなしで問題ないが小雨が降り続いているので、カッパを着込んで川へ下りた。

前回の大物を見たポイントのみ叩いてまわる予定だったが、水量と伸びた葦に阻まれてほとんど徒労に終わり、ただただ移動に時間を費やしてしまうのだった。

苦労の割に釣れるのはこんなのだけある。

収穫の秋
雨は降る貴女は来ない

と、無駄に写真でページを埋めるのである。

もう限界の濁り具合 本流はこんな色

濁りは強くなり、体も冷えて来た。

もう止めるとするかぁ〜。しゅ〜りょ〜


早々と帰路についたが、天候は回復しぽかぽかと温まって来て眠くなる。
目を擦り、休憩を先延ばしにしながらの怪しい運転で平野部まで降りて来た。

さて、どこかで休みたいが・・・。
おや?おじさんが棒を振って駐車スペースに入れと合図している。

い、嫌ぢゃっ!
・・・と思っても入るしかなさそうだ。

直前のカーブを過ぎた所で制服姿のおじさんと三脚に乗った四角い物体を見て、ブレーキを踏むには踏んだが、疲労の溜まった脳と肉体は判断と動作がソートーに遅れるのである。
見せられた小さな紙には○○Km/hと書かれている。ツートーンのワンボックスカーに案内されると、おねえさんがピンク色の紙にボールペンを走らせようとしていた。

あいや〜、本当に、本当に、、、しゅーりょー

Copyright (C) 2005 by "Kouten douji" All Rights Reserved