渓の童子

2011 渓流釣行記

平成23年4月16日 霊の所

今年初、霊の大物ポイントへ

満を持して某大物釣り場に行った。

と言っても、いろいろ寄り道があるので、それほど長時間は出来そうもない。


桜吹雪の道

寄り道の為、いつもと違うルートを走る。

峠を越え、桜舞い散る通りを抜けた。

いい事ありそな予感。

パーツ入手

こんな所までパーツを買いに行った。

渓流ルアーとはまったく無縁の品である。

まだ雪が

次の目的地周辺はまだまだ雪が残っている。

遊漁証を買いに寄ると、ご主人のお話し相手になって小一時間。

まあ、そう急がなくても良かろう。

ゴギ

大物ポイントまでは一山越えねばならない。

雪代で増水気味の渓流に良さそうなポイントを見付け、アマゴでもと竿を出すとゴギであった。

自分がどの辺りにいるか分かっていなかった。結構標高が高い所にいるらしい。

どろどろ

目的地の直前、雪の残る林道手前に車を止めて小さな支流を探索する。

車に戻ると軽トラと作業員さんが待っていた。 林道の奥に行きたいが、雪があって行けないから私の車を走らせて道を付けてくれないかと言う。

楽しそうな申し出を断る筈もなく、轍のない雪道に突進したが5M程で進めなくなりあえなく断念、思いっきり車を汚しただけだった。

霊のポイントに着いたのは4時近かった。

な〜に、生命反応が無くても来る時は来る。突然、来るものなのだ。

そして一時間半、『ドンッ!』。反射的に合わせた。

動かない。
少し竿を立てるとグイングインと尾鰭を振るトルクフルな動きが伝わって来た。

『うわ、やったやった!俺、やった!』。心の中で叫ぶ。

心地よい重量感。
少し寄せると突然ローリングを始めた。
目でラインを辿るとギランギランと回転している姿が見えた。
ティップを下げ、お魚が水面を割らない様にしてネットが届く所まで寄せる。

そして一気に浮かせてネットイン。

完璧な体型

うわ、見事な体型。

少ない石ころを集めて撮影ポイントとしたが、何度もお魚が飛び出しそうになってハラハラであった。

力強い尾鰭
38cm

良かった。今年も出会えた。

朱点は見られない。

サクラの様だ。

しゅーりょー


足跡から見て、人はあまり入っていない様子でした。

水温10℃。水量は多め。

まだベイトは見られません。もう少し水温が上がれば、もっと良くなるのではないでしょうか。

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