渓の童子

2012 渓流釣行記

平成24年5月3日 高津川水系本流

山笑う

今回も本流釣り。

前日は終日雨、当日の予報は曇りである。
これはいい条件と言っていいだろう。

今年ツツイテいないポイントの調査と新規開拓を目標に遅い出発をしたのだった。


県内

さすがに連休で車が多いと思っていたら、中国道に入るといつも通りの交通量、こんな閑散とした高速道路は他にあるのだろうか。

 

晴れたり曇ったりで、風は強め。

予報通りじゃねえ〜。

新緑の峠

県境の峠。

 
新緑が目にしみる。
空気まで黄緑に色付いているようだ。

 

隣県に入ると霧雨が降り始めていた。

雨

屋根のある場所で着替えてから、スタート地点と考えていた場所に移動して来た。

本流中流部である。

完全に雨になってしまった。
20cmの水位上昇と濁り、予想外である。

第一ポイント。何も起こらず。

11:10 これぞ本流物

第二ポイント。

一度チェイスがあった。
そして数投後、チェイスして来たお魚が反転した。

ガツッ!ジッ。
そしてローリングを始めたお魚。こんな時はどんなにドラグ鳴ろうがリールを巻くしか手はない。

ネットが届きそうな距離まで来ると突然カクカクと角度を変えて逃走を試みる。 角度を変え過ぎて岸の浅い所を泳ぎ始めるとネットで掬うだけの深さが無くなる。こうなればセミ捕りの如くネット被せるしかないのだ。
何とも無様な獲り込みであった。9寸。

13:20 アマゴ

第三〜七ポイント。

この辺りは釣り人を良く見る区間である。
当日も足跡あり。

朱点控え目なアマゴ。

今はチビだが大きくなりそうな体型をしている。

14:10 細身28cm

第八ポイント。

第三ポイントからの連続ポイントだ。
ここまで下って来る釣り人は少ない。

大岩の裏でゴンと来た。

流れから引き離すとすんなり寄って来てネットイン。

本日最長だが、ヒキの強さや重量感は第二ポイントの9寸に負ける。

16:00 8寸弱ヤマメ

第九ポイント。

時期には鮎釣り師がいつもいる、瀬から大淵に至るポイントで釣れた事はなかったが、今日は2ヒット。

第十ポイント。

いいポイントに見えたが、行ってみると大物は付きそうにないポイント。それでも1ヒット。

綺麗、お魚おらず

第十ポイントから後の数ヶ所は初めてのポイントばかり。

まったく気配なしであった。

雨に濡れ、風に打たれて寒くなった。
もう限界。しゅーりょー


尺は出ませんでしたが、お魚はとても元気です。

しばらく本流通いが続きそうです。

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