2012 渓流釣行記 | ||
平成24年7月8日 匹見周辺ふらふら 倒立!?降り続いた雨は日曜日には止むらしい。 私の気持ちを察してくれたのか、日曜日は川の所の温泉に行こうと嫁が言う。 ![]() 本流を見ながら温泉まで来たが、思った以上の増水でウグイポイントは危険を感じる水位であった。 ![]() 本流用のルアーケースを忘れている。トートバッグを探ると新品のDコンが出て来たので現場でフックをチェンジ。
が、お魚はどこ? ![]() その後、釣りになりそうな小渓で竿を出したがアマゴ2匹のバラシに終わる。 最後に寄った某所。 数投目、流されそうな小さな木の下からお魚が出てきてギラリと反転した。 川幅は3m、周辺で深場はここだけで上も下も浅瀬が続く里川である。大雨でこんな所まで溯上していたようだ。 数投後、木の脇を通ったミノーが影を抜け出た瞬間、ギラッと共に『コツン』。 反射的にアワせると意外に軽く衝撃が少ない、下流に走ろうとするお魚を何とか止めようと竿を起こしリールを巻く。
やっと気付いた。ドラグが緩過ぎる。 そして、私以上にパニクっているのはお魚である。 異様な景色がそこにあった。笑える姿だが、私も必死なので笑ってはいない。 ゆるゆるドラグと立てたロッドの微妙な抵抗で止まったお魚は水深約20cmの位置にいて、お魚は(多分)フックを外そうと体を捩った結果そうなったのであろうか。
ミノーを支点に逆立ち状態となり、尾鰭側の半身を水面から出してグネグネと悶えているのだ。
(なんだよコレ、対処に困るではないか) 間違いなくアワセは効いてないだろう。ハンドルを回す手を止めるとテンションが緩んで外れるに違いない。 ![]() さて、どうする? (お魚は動いていないんだから、このまま近付いて掬っちまえばいいんじゃない?)と悪魔のささやき。 ハンドルを回しドラグをチーチーいわせながら竿を立て、足を一歩踏み出した瞬間テンションが抜けた。あ〜ん。 掛けてからここまでホンの数秒間の出来事である。 お魚のサイズは40cmうp確実でしょう。 写真のポイントをご存知の方は行かれて見ては如何でしょうか。 |
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