渓の童子

2013 渓流釣行記

平成25年4月14日 某お墓一帯

爆風の隙間

土日で予定されていた友人の船の船底塗装を大急ぎで済ませ、日曜日を空ける事に成功。

これでリベンジのチャンスを得る事が出来た。この時間を無駄にはせぬぞ〜。


ミツバツツジ

今期初めて匹見川本流を数ヶ所回って見たが、全くお魚の気配がない。

チビが出て来てもおかしくないポイントも含まれるが、影すら見ないのである。

先週の雪の影響が、残っているのだろうか。

早々にあきらめて、本日の本命ポイントに向かう。

+14度

先週と同じ温度表示板である。

先週に比べプラス14℃。
晴天と相まって車中は暑いのだが、外は冷たい風が吹き荒れていた。

 

風は南西の爆風である。
ポイント選びが難しい。

来たーーーーっ

多少は風がしのげるだろうと、先週のポイントの隣内側に降りた。
不思議な事にキャストを開始した頃には爆風は治まっている。

3投目、小さなお魚が反転して逃げるのが見えた。

そして、10投目。

ズンッ!!

40弱

手に伝わる重量感は大した事はないが、そう小さくもなさそうだ。20Mほど先でギラギラとローリングを始めるのが見えた。距離があるので対応は多少楽である。

竿先を下げて、強くそして優しく竿を煽り、リールを巻くと素直に寄って来る。

ネットが届く距離直前で大暴れが始まった。

慌てずゆっくりパワーが落ちるのを待ってネットイン。
良かった、今年も釣る事が出来た。

ふと気付くと爆風が吹き始めていた。風神様は私のリベンジの為に休憩していてくれたようだ。

雷&大雨

昼食&排便ついでにポイント移動したが、どこもバイトすら無いまま始めの場所に戻って来た。風向きが多少変わり風当たりが激しくなっている。

ゴギでも釣ってから帰ろうと、初めての沢に来たが釣り始めて、すぐに雷と大雨である。

やーめた。しゅーりょー

あ、最初の10分が全てだったか。

夕日

地元近くまで帰って来ると晴れている。

でっかい太陽と思って撮ったが、写真にするとフツーだね。


あの強引で力強い泳ぎ。やっぱ良いです。

採寸の結果39.5cmとしました。(微妙なサイズです)
測り方によって39cmだったり40cmだったりしたので、間を取りました。

ちなみにトーナメントなどで採寸する時には、鼻っ面を0ラインのストッパーに当てて、尾鰭をすぼめて長い方の尾鰭の先端で測ります。 要するにどう測っても、これ以上長くならないって所で測れば、クレームが入る余地はないのです。

このお魚、すぼめれば確実に40UPですが、現場では両手が塞がって確実な採寸は出来ないので、多少きびしめに見た方が精神衛生上いいですね。 ちなみにサツキマス特有の朱点は見当たりませんでした。

さて、ベイトが増えて来ました。釣り人も何人か見かけました。
後3週間でピークから一気に終焉と見ています。来週、どうしよっかなあ。

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