渓の童子

2013 渓流釣行記

平成25年6月22日 T川いろいろ

雨だ!川へ行こう

やっと、まとまった雨が降った。

約一ヶ月ぶりの川である。
しかし、降り過ぎの様な気がする。前夜の水位情報では、80cm増し位で減水のペースはスローである。

朝は確実に無理と見て、遅い出発とした。

出発は8時半。しかし、忘れもの2点を思い出し、再出発は9時過ぎだった。


白い渓

雨後に狙う、いつもの渓に着いたのは11時前であった。

ここの水位は50cm位の増水で渓は真っ白く泡立っている。

遡行はほぼ無理の状態だが、高巻き、へつりを繰り返しながら、ポイントを探す。

ルアーを入れたのは二ヶ所のみであった。

チビヤマメ

 

最後のポイントもルアーを寄せ付けない勢いで流れている。

退渓の登り口の水溜りが丁度良い流れになっていた。

岩かげでコツン。

チビだがボ逃れ出来てホッとする。

本流

 

支流は無理とみて、本流の大場所に狙いを定める。

わっ!なんだこれ。濁りはないが1mは増えてるような。

大淵以外は無理のようだ。

高速バイト

大淵を三か所渡り歩いたが、チェイスが一度あっただけ。本流物と言えるサイズではない。 

お魚たちは増水で体力を使って、どこかの深い岩蔭で休憩中と勝手に決めて本流もあきらめる。

午後からは晴天となり気温は29℃まで上がっていた。涼しい所へ行こう。

峪に最後の望みを託す。

9寸ゴギ

水量の少ない峪を選んだ。
本命ポイントは小さな砂防堤である。

時間がないので本命ポイントに急ぐ。ほんの数ヶ所にルアーを落としたら、ほとんどのポイントで魚影を見た。

そして堰堤下。

一投目でグインと竿に重量が乗った。デカイと思ったが・・・。

尺ネットに1寸足らないようだ。9寸。

過密住居

続けてルアーを入れると次々に釣れる。 

ネットの中には4匹。

途中で落としたのもその位。

撮影後にも1匹釣って、ここだけで9匹釣った事になる。狭い所だが、水が減ったらどうなるんだ?

10匹が棲むには狭すぎる。チビが大ゴギの餌になったりする事はあるのだろうか。

薄気味悪い場所

最後の一匹を釣って、堰堤をバックに撮影。

本当に小さなポイントなのである。

帰りを急ごう。
それにしても薄気味悪い峪だ。

ふとした瞬間に何気なく周囲を眺め、耳を澄ますと人の声がうねる様に聞こえるって事、よくありますよね。

・・・・・。しゅーりょー


今日は水量が多過ぎて、釣りになる場所を見つけるのに苦労しました。

なかなか、いいタイミングで入るのは難しいものです。

さて、そろそろ、私は磯釣りがメインになって来ますので、高津の尺はもう無理でしょう。

早々と敗北宣言しときます。

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