渓の童子

2014 渓流釣行記

平成26年8月16日 匹見川源流

虻の川

久しぶりの匹見方面だった。
朝一はあまり行っていない渓流からスタートする予定である。

昨日からの雨で、本流や大きな支流は釣りにならないだろう。
逆に源流域は適度な増水と思われる。


増水の渓

狙いの渓流は増水と濁りはあるが釣りが出来ない程ではない。

この条件では、テンカラは難しそうなので今日はルアーオンリーとした。

食わない条件とは思えないが、反応は薄い。

以前来た時より入り易くなっているので、お魚は抜かれているのだろう。

早めに切り上げて、次の場所を考えながら移動しているとメールが入った。 遅い到着の筈だった某K氏は、もう近くに来られているようだ。

某K氏と合流

合流して、某K氏ご希望の支流源流域に入る。

以前、下の方に入った記憶があるが、今回は少々登ってから入渓する事に。

林道を歩いていると無数の虻が纏わり付いて、不愉快この上ない。

着ている雨具は虻よけでもある。フードは鬱陶しいので防水の帽子をお薦めしておこう。

チビばっか

 

活性は高いが小型ばかり。

20cmが大型と感じる日だった。

滝1

 

期待の滝も小型のみ。

小滝

 

いくつかの小滝を越えたが、サイズは変わらず。

 

撮影に時間を掛けると虻の餌食となる。腰を屈めると危険なので、こんな画像が多くなる。

最大8寸

 

適当なところで切り上げる。

登る途中で見た良さそうなポイントに降りてみると、本日最大が釣れた。

と言っても8寸位である。

もう一本、楽な沢をやったが抜かれているのか相棒が1匹釣っただけであった。

タイムアップで某K氏とお別れする。

ヤマメ

帰り道の本流に下りてみたが増水でお魚は避難しているようだ。

ここを最後にと、ヤマメ&ゴギの溜まりそうなワンポイントに行く途中の渓で7寸が1匹。

本命のポイントは反応なしであった。

ひょっとして子供のプールになってた?
しゅーりょー


数は出ましたが、型が出ませんでした。
最悪を考えれば良い方ではないでしょうか。てか、釣れれば上等です。

虻に噛まれた数、右手首周辺だけで8ヶ所。

この時期、虻は避けられないので、それなりの装備は必要でしょう。
カッパや帽子の他に厚手のグローブと手首を覆うアイテムがあれば完璧です。

私の場合、スパッツを使用しているので、手薄になる膝周辺の防御を考えないといけないようです。

涼しい筈の源流もこれでは意味ないですね。賢い釣り人は虻が居なくなるのを待ちましょう。

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