渓の童子

2014 渓流釣行記

平成26年8月30,31日 高津川放浪

2014最終章

ついにホームリバーも最終週となった。

今週の釣りを終えれば、川か海か悩む事無く週末を迎えられる。
実は少しホッとしている所もあるのだ。

さて、思い出作りに行きますか。


8/30


秋はコイツの季節でもある

某支流の中流域からスタートする。

まぐれでパー付尺でも食わないかしら。って甘い考えである。

一区間を終えると、すぐ下流の区間に移動。これを繰り返し最下流まで網羅してしまおう大作戦である。

最初の区間はお魚の気配なし。

三区間目でやっと本日最初のお魚が食った。秋になるとコイツの反応が早くなる。

8寸

三区間目はお魚が残っている。

理由はハッキリしている。高巻きが面倒な場所だった。
ところが今日はやや水量が少なく、ヘソまで浸かって淵を渡りきった。

ここから途端に反応が良くなる。

例のごとくバラしてバラして、やっと8寸。

そしてチビ少々。

9寸

そして三区間目も最終地点。そう、二区間目との境界地点である。 

つまり、先程しっかり叩いたポイントで、脇をジャブジャブ歩いた所でもある。

新しいのが上がって来てるって事は無いよね〜?なんて思いながらキャストして見る。

『ゴンッ』。えっ、うそ〜ん、食ったよ。どこから来たの? 

竿から伝わる重量感は尺ちょっと足らないか。 

画像は大きく見えるが、9寸を少し越えたくらいだった。それでも今日は大満足だ。 

アユカケ?

四区間目はロング区間。
ドラグを出す奴もいたが、釣れたのはチビのみだった。 

五区間目、いつも良型のワン切で終わるポイントである。趣向を変えてテンカラ竿を出したが、ヤマメの姿はなかった。

ふと足元を見ると、お魚の姿が。死骸?

掬ってみると生きていた。
これは『ドンコ』『イシドンコ』『アユカケ』?
図鑑見てたら頭が痛くなった。

テンカラゴギ

テンカラゴギに転進する。

狭くて暗い沢は、ストレスが溜まる。

ラインも毛鉤も見えやしない。石の上に毛鉤を乗せてても釣れんわね。

小さな沢なので居れば出て来る筈。抜かれてるのね。

最終ポイントと決めた堰堤下でチビが三つ。水面直下の反転を見るのは楽しいが、掛け損ね易い反応らしい。

本日はしゅーりょー
初テンカラゴギ釣ったぞ。


8/31


今日もコイツから

 

到着は12時前だった。

まずは本流を渡り歩くも、チェイスもバイトも皆無である。

既に4時、残りの時間は広い支流でテンカラでも。

結構長い区間で、途中上がれる所はないので高速遡行しなければならない。

今日も最初のお魚はコイツである。

チビヤマメ

チビは沢山いるようだ。

てか、チビしかいないのか?

今日は誰も入っていない様なのだが・・・。

7寸ヤマメ

深い巻き込みで、良いアタリが有った。

ちょっと焦ったが、上げて見ると7寸くらい。

テンカラだとめちゃくちゃ大きく感じる。

尺だと、どうなるんだ?

ヤマメ

偏光サングラスでは見難い時間になっていた。
ここから連続する好ポイントを終えたら、竿を仕舞って退渓するつもりだ。

だが直ぐに被さる枝に引っ掛けたのでリーダーから結び直した。 ところが直ぐにまた枝に引っ掛けて、ラインを引くとリーダーが抜けた。結びが雑だった様だ。

リーダーを慎重に結んで、再スタートしたが、直ぐにまた頭上の枝に引っ掛けた。もうヤメヤメ(イライラ)。
残ったラインを手に巻き取ってリリアンから外し、ポーチに入れようとしたその時、予備のラインが見えた。

おお、これこれ。これを使ってもうひと頑張りしたろ。
予備の仕掛巻きを出して、輪っかを引っ張り出してリリアンに・・・・・、え?え?え?

わっ!竿がないーーーっ!

流されたのは間違いないだろう。下流の難所まで3往復したが見付ける事は出来なかった。
置いたのは予備ラインを出す間の数秒だったのだが・・・。
もう薄暗い、・・・帰ろう。


最終日の最後の最後にやってしまいました。
6月始めに買って、数度の使用で折って修理、そして流失。

私とは縁がなかった竿だったって事にしましょう。

ほつれだらけ

それと、この靴も限界だな。

2014年、、、、しゅーりょー

最終日、大変な思い出を作ってしまったな。

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