渓の童子

2015 渓流釣行記

平成27年7月4日 高津川放浪

渓は高活性なれど・・・

そろそろ適水量になったのではなかろうか。
早朝から某支流の長距離遡行をやってみたいと、『やまだひさし』が下ネタ三昧の頃、出発したのだった。


目的の支流に入渓したが、まだ水位は落ちていない。

途中からUターンする事になるかも知れないが、行ける所までと遡行を開始した。

最初のポイントで何度も良型が反応するも、掛ける事は出来なかった。

しかし、活性の高さを伺わせる動きで期待が持てる。

最初の獲物は7寸ほどのヤマメである。

序盤でこれなら、後半の好ポイントは良形を約束されたも同然であろう。

所が・・・。

どこもかしこもチビばっかり。

たまに出る良型はバラしたり見切られたり。

ついには進めなくなり、強引に川を上がる事となった。

Uターンせずに済んだだけ良かったと思うべきだろう。

大回りして本道に出た。

さて、どこに行こうか。

最終地点から、やや上流の多分人はやらないだろうポイントだけやってから、移動する事にする。

下流から入り、長い距離を歩いて1ポイントだけやって、この水量では上に抜けられないので、下流の入渓地点に戻るしかない効率の悪いポイントである。

こんな所はアホな釣り人しか行かないだろう。

小さな淵である。チビを釣って荒らしたくないので、一投に賭けて特等席に打ち込んで見たがチェイスだけで終わってしまう。

直上の荒瀬の巻き込みポイント。両岸から被る枝の間を通す必殺の一投に出てくれた9寸弱。

無駄歩きにならなくて良かったよ。

本流ポイントを探っていくが、まったく反応がない。ウー様も反応しないのは、どういう事だろう。

中流域から下っていた。

12時過ぎ、雨が落ち始めた。ここを最後しようと降りたポイントで何と3バラシ。

ガツッと来て重くなったリールの濡れたハンドルノブから指が滑って、一瞬のタイムロスでバラしてしまうという失態×3であった。

悲しい。もう、帰ろう。しゅーりょー

本日の支流の水温は16℃。

気温は20℃。
上着がなければ肌寒い一日だった。


折角の高活性でしたが、生かす事が出来ませんでした。

渓流を歩けば数は釣れると思いますが、やっぱ型が欲しいのよね〜。

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