渓の童子

2008 渓流釣行記

平成20年8月9日 高津川支流

夏の厳しさを忘れてたよ

残す所、ひと月。行っとかななぁ。

ちゅ事で暑さを避けて早朝出撃。


高速道路で夜明け

寝苦しさに目を覚ますと4時だった。
着替えて出発したら、ちょいと早すぎた。

通勤割引時間までSAで時間調節をしてから高速を降りた。

前々回、元気の良かったあそこに行ってみよう。

水量水質:特下

峠を越えても釣り車を見る事はなかった。
最初に見た車が私の入渓希望地点である。

最近人気なのかな?

一区間下の超人気区間は行かずに、二区間下に入って見た。

渇水で釣れる気がしない。
水が腐ってますな。

本日の一匹目

そのまま上の区間に突入するも、最後までお魚が掛かる事はなかった。

本流を見に行くとポイントには鮎師が三人立ち込んでいる。

普通の水量であれば鮎には難しいポイントなのだが・・・。

中移動して某支流へ。

チラッと目に入った沢に突入してみた。
※帰って調べたが地図にない川だった。

アブラハヤの多い沢でポイントが少ない、最初にゴギを見たのは入渓から1時間半も経っていた。

そんな沢なのに何故止めずに遡行を続けたかと言えば、林道が続いていたから。
万が一ヘロヘロに疲れても道があれば楽に下る事が出来る、ひょっとしたら上にはパラダイスがあるかも知れないではないか。

沢の水がお魚の棲める量ではなくなった。
道は続いているが引き返した。

ウリ坊

帰りの林道は獣の気配に満ちている。

いや〜な、気配がまとわり付いて気持ちが悪い。

わわわ、道の真ん中にウリ坊の死骸が・・・。

こんな所に何故?(生々しいので白黒で)

最後のあがき

帰り道の川に数年ぶりに入って見た。

入渓ポイント周辺で数匹釣ったが、途中から全く出なくなって面白くない。

もう帰りたい。来るんじゃなかった。

と、自分で自分に思いっきり泣きを入れる。

竿を振る事も無く、上がれる所を探して歩いた。

家庭ゴミが落ちたガレ場、ここなら上がれそうとアタックを掛けて何とか道に出た。

しゅーりょー

盆前の厳しさ忘れてましたわ。

棘のある植物

一番暑い時間である。

日影を探して上から下まですべて着替えて帰路に着く。

 

今シーズン、渓流の復活はあるのだろうか。

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